ごくらくせいいたいしょうぐん【極楽征夷大将軍】
垣根涼介の小説。令和5年(2023)刊行。足利尊氏の生涯を、弟の直義と側近の高師直の視点から描いた歴史小説。第169回直木賞受賞。
ごし【越し】
[語素] 1 物を表す名詞の下に付いて、そのものを隔てて物事をする意を表す。「垣根—」「肩—」「眼鏡—」 2 年月・時間の長さを表す語の下に付いて、その間ある状態が続いてきたことを表す。「三年—...
ごしょ‐ぞめ【御所染(め)】
寛永(1624〜1644)のころ、女院の御所の好みで始められたといわれる染め模様。白の地に、檜垣(ひがき)に菊や竜田川などの模様を入れた上品な散らし模様。
さい【柴】
[人名用漢字] [音]サイ(漢) [訓]しば 〈サイ〉小さい雑木。しば。「柴門」 〈しば〉「柴山/小柴」 [難読]柴垣(ふしがき)
さい‐さく【砦柵】
敵の侵入を防ぐため、城塞の垣として設ける木や竹の柵。
さかい・する【境する】
[動サ変][文]さかひ・す[サ変]境界をつける。境目にする。「庭と庭とを—・するに背低き竹垣のみなれど」〈独歩・指輪の罰〉
さく【柵】
[常用漢字] [音]サク(漢) [訓]しがらみ とりで 1 木や竹などで編んだ垣根。「竹柵・鉄柵」 2 とりで。「城柵」
ささ‐がき【笹垣】
笹竹で結った垣。
ささ‐こ【笹子】
《「ささご」とも》まだ整わない鳴き方をしている冬のウグイス。冬うぐいす。《季 冬》「石垣の上の竹垣—啼(な)く/虚子」
ささ‐ひみ【笹篊】
干潟にササを立て並べて作った垣。満潮時に入ってきた魚が、干潮になって逃げられなくなったところをすくいとる。ささひび。