ついじ【築地】
《「つきひじ(築泥)」の音変化》 1 柱を立て、板を芯として両側を土で塗り固め、屋根を瓦で葺(ふ)いた塀。古くは、土だけをつき固めた土塀。築地塀。築垣(つきがき)。 2 《屋敷の周囲に築地をめぐ...
つがる
青森県西部にある市。津軽半島西岸の七里長浜に沿う穀倉地帯。平成17年(2005)2月に木造(きづくり)町、森田村、柏村、稲垣村、車力(しゃりき)村が合併して成立。人口3.7万(2010)。
つき‐いし【築石】
石垣を築くために用いる石。
つ・く【築く】
[動カ五(四)]《「突く」と同語源》土や石を積みあげてつきかためる。きずく。「公儀にても品川の海に台場を—・き」〈露伴・寝耳鉄砲〉 「御諸(みもろ)に—・くや玉垣斎(つ)き余し」〈記・下・歌謡〉
つくろ・う【繕う】
[動ワ五(ハ四)]《動詞「つく(作)る」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「つくらふ」の音変化》 1 衣服などの破れ損じたところや物の壊れた箇所を直す。補修する。「ほころびを—・う」「垣根...
つじび【辻火】
田久保英夫の短編小説。昭和59年(1984)「群像」誌に発表。翌年、第12回川端康成文学賞受賞。同名の作品集は昭和61年(1986)の刊行で、ほかに「桧垣」「浮標」などを収める。
つばいち【海柘榴市/椿市】
奈良県の三輪(みわ)山麓に開かれた古代の市(いち)。交通の要地で、歌垣(うたがき)も行われた。つばきのいち。つばきいち。
つまごみ‐に【夫籠みに/妻籠みに】
[連語]《「ごみ」は上二段動詞「こ(籠)む」の連用形の音変化》つまをこもらせるために。つまごめに。「—八重垣作るその八重垣を」〈記・上・歌謡〉 [補説]一説に、夫婦ともにの意ともいう。
つまごめ‐に【夫籠めに/妻籠めに】
[連語]《「ごめ」は下二段動詞「こ(籠)む」の連用形の音変化》「つまごみに」に同じ。「—八重垣作るその八重垣を」〈神代紀・歌謡〉
つま‐だ・てる【爪立てる】
[動タ下一][文]つまだ・つ[タ下二]つま先で立つようにする。「足を—・てて人垣の中をのぞき込む」