ひがき‐あや【檜垣綾】
檜垣2に菊花文様を織り出した綾。
ひがき‐かいせん【菱垣廻船】
江戸時代、江戸・大坂間の定期貨物船。積み荷が落ちないよう、左右の船べりにさくのように立てた垣立(かきたつ)をひし形に組んだのでこの名がある。江戸の十組問屋(とくみどいや)と大坂の二十四組問屋とに...
ひしがき‐かいせん【菱垣廻船】
⇒ひがきかいせん(菱垣廻船)
ひがき‐とんや【菱垣問屋】
菱垣廻船を運用して江戸と大坂との間の荷物を廻漕した問屋。弘化3年(1846)からは、同年結成の九店仲間差配となった。菱垣廻船問屋。
ひがき‐ぶね【菱垣船】
⇒菱垣廻船(ひがきかいせん)
ひき‐す・つ【引き捨つ】
[動タ下二] 1 引きずり出して捨てる。取り捨てる。「木を敷の上の郡の長谷川(はつせがは)の辺りに—・てつ」〈今昔・一一・三一〉 2 引き抜いて捨てる。「—・つる岩垣沼のあやめ草思ひ知らずも今日...
ひき‐ほ・す【引き干す】
[動サ四]引きのばして日に干す。「小垣内(をかきつ)の麻を—・し」〈万・一八〇〇〉
ひご‐つば【肥後鐔】
江戸時代に肥後で作られた刀の鐔。林・西垣・志水などの流派がある。→肥後彫(ひごぼり)
ひし‐がき【菱垣】
竹を菱形に組んで作った垣。
ひと‐がき【人垣】
1 多くの人が垣のように立ち並ぶこと。「沿道に歓迎の—ができる」「—をかきわけて前へ出る」 2 上代、貴人の陵墓に多くの人を垣のように並べたこと。生き埋めにして殉死させた。「此の王の時始めて陵に...