どくせん‐じょう【独擅場】
その人だけが思うままに振る舞うことができる場所・場面。ひとり舞台。 [補説]「擅」を「壇」と誤り、「ひとり舞台」の意から「独壇場(どくだんじょう)」というようになった。
どく‐はく【独白】
[名](スル) 1 演劇で、登場人物が相手なしでせりふを言うこと。また、そのせりふ。モノローグ。「主人公が真情を—する場面」「—劇」 2 ひとりごとを言うこと。また、そのひとりごと。
どたん‐ば【土壇場】
1 近世、首切りの刑を行うために築いた土の壇。前に穴を掘る。土壇(どだん)。 2 決断をせまられる、最後の場面。進退きわまった状態。「—で話がひっくりかえる」「—に立たされる」
どろ‐どろ
[副] 1 遠くの方で鳴りわたる雷や大砲などの音を表す語。「遠くで—(と)雷鳴がとどろく」 2 大勢の人が一度に騒がしく移動するさま。どやどや。ぞろぞろ。「紳士の一行が—と此方(こちら)を指し...
ない‐まぜ【綯い交ぜ】
1 種々の色糸をより合わせて、紐(ひも)などをなうこと。 2 いろいろのものをまぜ合わせて一緒にすること。「虚実を—にして語る」 3 歌舞伎に用いる鉢巻きの一。丸ぐけの緒を縄のようになったもの。...
なが‐ちょうば【長丁場/長町場】
1 長い道のり。特に、宿場間の距離が長いこと。「きのうきんざいゆきの—にて」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 一つの事柄が一段落するまでに長くかかること。また、長くかかる物事。「基礎調査の—を乗り切る」 ...
ななつのベールのおどり【七つのベールの踊り】
《原題、(ドイツ)Tanz der sieben Schleier》リヒャルト=シュトラウス作曲の楽劇「サロメ」第4場の主要曲。サロメがヨハネの首を所望し、ユダヤ王ヘロデの前で踊る場面で演奏される。
なみ‐まく【波幕/浪幕】
歌舞伎の大道具の一。波の絵を描いた道具幕で、海や川などの場面での舞台のつなぎなどに用いる。
ナレーション【narration】
1 物語。叙述。 2 映画・テレビ・演劇などで、劇の筋や場面、登場人物の心理などを説明すること。また、その説明。語り。
なん‐かん【難関】
1 通過するのがむずかしい関所。 2 切り抜けるのがむずかしい場面。打開するのが困難な事態。「入学試験の—を突破する」