かん‐せい【乾性】
空気中ですぐに乾燥する性質。また、水分をあまり含まない性質。「—塗料」⇔湿性。
カンブリック【cambric】
《原産地のフランス北部の都市カンブレー(Cambrai)から》 1 薄地の上等の亜麻布または白麻ハンカチ。 2 製本用のクロスの一。堅牢で薄地平織りの綿織物をのり付けし、塗料を塗ってつやを出したもの。
がん‐りょう【顔料】
1 水や油に溶けない白または有色の不透明な粉末。分散状態で物を着色する。鉛丹などの無機顔料と、レーキなどの有機顔料とに大別される。印刷インキ・塗料・化粧品・プラスチックの着色剤など広く用いられる...
キシレン【xylene】
芳香族炭化水素の一。ベンゼンの水素二つをメチル基で置換したもの。オルト・メタ・パラの3種の異性体がある。有毒で引火性のある無色透明の油状液体。石油の改質油から抽出される。塗料・有機溶剤・合成樹脂...
き‐じ【木地】
1 年輪や木材繊維の粗密などによる、木材の地質。木理(もくり)。木目(もくめ)。 2 漆などの塗料を塗る前の、白木のままの木材・指物(さしもの)・器物。 3 ろくろ挽(び)き、木彫りなどの細工を...
きん‐しつ【金漆】
コシアブラの樹脂液から精製した塗料。奈良・平安時代、漆(うるし)と同じように用いた。一説に、上質の透漆(すきうるし)のこととも。きんうるし。きんのうるし。こんしつ。
ぎん‐がみ【銀紙】
1 銀粉や銀箔(ぎんぱく)を押したり、銀色の塗料を塗ったりした紙。銀色の紙。ぎんし。 2 銀色の金属を薄く紙のようにのばしたもの。
クロス【cloth】
《「クロース」とも》 1 織物。布地。 2 書物の装丁に用いる加工した布。綿布やスフ織物に特殊な塗料を塗布して用いる。「—装」 3 「テーブルクロス」の略。 4 室内の壁面・天井に貼る布や紙など...
ぐん‐じょう【群青】
1 鮮やかな藍青(らんせい)色の絵の具。また、その色。藍銅鉱(らんどうこう)を原料として製する。「—の大海原」 2 青色顔料の一。カオリン・珪藻土・硫黄・炭酸ナトリウムと還元剤を配合し、焼成して...
けいこう‐とりょう【蛍光塗料】
蛍光体を顔料とした塗料。紫外線に刺激されて蛍光を発し暗い所でも文字や目盛りが見えるので、交通標識・看板などに用いられる。