おに‐どころ【鬼野老】
ヤマノイモ科の多年草トコロの別名。
おに‐の‐やがら【鬼の矢幹】
ラン科の多年草。山野の林中に生える菌従属栄養植物。茎は直立し、高さ約1メートルにもなる。暗色の鱗片葉(りんぺんよう)をつける。初夏、黄褐色の壺状の花が穂状に咲く。根茎を漢方で天麻(てんま)といい...
おに‐やぶそてつ【鬼藪蘇鉄】
オシダ科の常緑、多年生のシダ。暖地の海岸近くに自生し、高さ約1メートル。ヤブソテツより堅い。葉は羽状で、柄に褐色の鱗片(りんぺん)がある。
おに‐ゆり【鬼百合】
ユリ科の多年草。山野に自生し、高さ約1メートル。地下に白い鱗茎(りんけい)をもつ。葉は細長く、付け根に黒紫色のむかごを生じる。夏、紫色の斑点のある黄赤色の花が咲く。鱗茎は食用。観賞用に栽培。《季 夏》
おのえ‐らん【尾上蘭】
ラン科の多年草。日本特産で、本州中部以北の高山に自生し、高さ5〜15センチ。楕円形の葉が根元に2枚つく。7月ごろ、針状の苞(ほう)をもつ白い鐘状の花を2〜6個つける。
おみなえし【女郎花】
１ スイカズラ科の多年草。日当たりのよい山野に生え、高さ約1メートル。葉は羽状に裂けていて、対生する。夏の終わりから秋に、黄色の小花を多数傘状につける。秋の七草の一。漢方で根を敗醤(はいしょう)...
おも‐だか【沢瀉／面高】
１ オモダカ科の多年草。池沼や水田に生える。葉は鏃(やじり)形で、30〜60センチの長い柄をもつ。夏から秋、高さ40〜70センチの花茎を伸ばし、白色の3弁花を輪生する。はなぐわい。《季 夏》...
おもと【万年青】
キジカクシ科の多年草。山地に自生し、肥厚した地下茎から多数の濃緑色の葉を出す。葉は長さ30〜50センチで、厚くつやがある。春、短い茎を出して淡黄色の小花を穂状に密集してつけ、実は丸く赤色、まれに...
オランダ‐いちご【オランダ苺】
バラ科の多年草。匍匐茎(ほふくけい)で繁殖し、全体に縮れた毛が密生。葉は3枚の小葉からなり、長い柄がある。春、白い5弁花を開き、実は卵形で赤く熟し、食用。南アメリカの原産で、日本には天保年間（1...
オランダ‐かいう【オランダ海芋】
サトイモ科の多年草カラーの別名。
