ごくらくせいいたいしょうぐん【極楽征夷大将軍】
垣根涼介の小説。令和5年(2023)刊行。足利尊氏の生涯を、弟の直義と側近の高師直の視点から描いた歴史小説。第169回直木賞受賞。
さく‐だいしょう【作大将】
農家の作男(さくおとこ)の中で、頭になる者。作大。
さこんえ‐の‐だいしょう【左近衛大将】
令外(りょうげ)の官。左近衛府の長官。従三位相当。左近大将(さこんのだいしょう)。左大将(さだいしょう)。
さごろも‐の‐だいしょう【狭衣大将】
狭衣物語の主人公。帝の弟、堀河大臣の子。容姿・学芸ともにすぐれた貴公子で、源氏宮など多くの女性と恋愛のすえ、神託によって帝位につく。
さ‐だいしょう【左大将】
⇒左近衛大将(さこんえのだいしょう)
さぶらい‐だいしょう【侍大将】
⇒さむらいだいしょう
さむらい‐だいしょう【侍大将】
戦闘時に、一軍を率いる侍。さぶらいだいしょう。
じせつ‐たいしょうぐん【持節大将軍】
古代、朝廷から節刀を与えられて、辺境の反乱を鎮定するために派遣された軍団の総指揮官。鎮定する対象により、征隼人・征夷・征東などを冠してよばれた。持節大使。
じんじゃ‐だいしょう【深沙大将】
仏教守護神の一。砂漠で危難を救うことを本誓とする鬼神で、病気をいやし、魔事を遠ざけるという。像は忿怒(ふんぬ)の相をし、全身赤色で左手に青蛇をつかみ、右のひじを曲げて手のひらを上げる。「般若経」...
せいい‐たいしょうぐん【征夷大将軍】
1 古代、蝦夷(えぞ)鎮撫(ちんぶ)のための遠征軍の指揮官。延暦13年(794)大伴弟麻呂が任ぜられたのに始まる。征夷将軍。 2 鎌倉時代以降、幕府の主宰者の職名。鎌倉幕府を開いた源頼朝以後、室...