いろ‐おとこ【色男】
1 顔だちのよい男。好男子。美男(びなん)。 2 情夫。間男(まおとこ)。いろ。「—をこしらえてお屋敷を遁げ出すのみならず」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉 3 好色な男。色事師。「—おれを見たかと供にき...
いろ‐おんな【色女】
1 顔だちのよい女。色気のある女。美女。 2 情婦。愛人。いろ。「ちかごろ変なところに—をこしらえやがってね」〈宇野浩二・苦の世界〉 3 遊女。「かかへの—に、やさしうあたる家賀(かか)はすくな...
いろ‐きちがい【色気違い】
1 色情狂(しきじょうきょう)。 2 ひどく好色なこと。また、その人。好色家。
いろ‐ごのみ【色好み】
1 情事を好むこと。また、その人。好色漢。 2 恋愛の情趣をよく解すること。また、その人。「—といはるるかぎり、五人」〈竹取〉 3 風流・風雅な方面に関心や理解があること。また、その人。「かの賢...
いろ‐よ・い【色好い】
[形][文]いろよ・し[ク] 1 こちらの望みにそうようなさま。都合がよい。好ましい。主に連体形が用いられる。「—・い返事」 2 容姿が美しい。「—・き人を見そめて」〈浮・好色袖鑑〉
いん‐じょ【淫女】
1 好色な女。みだらな女。 2 遊女。
うきよ‐おとこ【浮世男】
好色な男。「世間の色の道に立ち入る—ども」〈浮・禁短気・六〉
うきよ‐ぞうし【浮世草子】
江戸時代の小説の一種。天和2年(1682)刊の井原西鶴の「好色一代男」以後、元禄期を最盛期として約80年間、上方(かみがた)を中心に行われた小説の一種。仮名草子と一線を画した写実的な描写が特色で...
うち‐くら【内蔵】
《「うちぐら」とも》 1 三蔵(さんぞう)の一。古代、朝廷の官物を収納した倉庫。うちつくら。うちのくら。 2 母屋と軒続きに建ててある蔵。家の内部から出入りする。→庭蔵 3 金持ち。「客の中での...
エロ
[名・形動] 1 《「エロチシズム」「エロチック」の略》エロチックであること。わいせつなこと。また、そのさま。「—な話」「—本」 2 (他の語の上について)好色であること。いやらしいこと。また、...