アル‐アイン【Al-Ayn】
オマーン北部、アフダル山西麓にある遺跡。青銅器時代に銅の採掘で栄え、遠くメソポタミアまで輸出していたと考えられている。保存状態のよい蜂の巣状の墳墓群が見つかっており、周辺のバット、アルフトゥムの...
アルカサバ【Alcazaba】
スペイン南部、アンダルシア州の都市グラナダのアルハンブラ宮殿にある城塞。アルハンブラの丘の西端に位置する。9世紀後半の砦に起源し、13世紀半ばにレコンキスタに備えて建造された。名称は「赤い城」を...
あるか‐なきか【有るか無きか】
[連語] 1 あるのかないのかわからないほどに、かすかなようす。また、存在が意識されないほど存在価値のないようす。「—の傷」「会社では—の人物だが」 2 存在するかしないか。「あやまちの—を知ら...
アルカロイド【alkaloid】
植物体に存在する、窒素を含む特殊な塩基性成分の総称。一般に、少量で動物に対して強い生理作用をもつ。ニコチン・モルヒネ・コカイン・アコニチン・キニーネなど。植物塩基。
アルギニン‐りんさん【アルギニン燐酸】
アルギニンがリン酸化された化合物。無脊椎動物の筋肉に存在し、エネルギーを貯蔵する役割を果たす。高エネルギーリン酸化合物の一つ。
アルコール【(オランダ)・(英)alcohol】
1 炭化水素の水素原子を水酸基で置換した形の化合物の総称。エステル・油脂や蝋(ろう)として自然界に多く存在し、また糖の発酵によって生じ、合成もされる。メチルアルコール・エチルアルコールなど。特に...
アルコール‐いそんしょう【アルコール依存症】
長期にわたって酒類を飲みつづけた結果、飲酒が習慣となり、やめると禁断症状が現れ、精神的にも身体的にも酒類への依存がみられる状態。→アルコール中毒 →アルコール使用障害
アルコールしよう‐しょうがい【アルコール使用障害】
アルコール依存症、およびアルコール依存症までには至らないが飲酒によって精神的・身体的障に何らかの障害が生じたり、家庭や社会生活に著しい障害や苦痛が生じている状態をいう。
アルコール‐ちゅうどく【アルコール中毒】
多量の飲酒から生じるエチルアルコールの中毒。急性はアルコール飲料を一時に多量に飲んだときに起こり、人事不省、糞尿(ふんにょう)の失禁、いびき、瞳孔(どうこう)散大などを呈し、死亡することもある。...
アルコール‐づけ【アルコール漬(け)】
1 保存のために動植物をアルコールに漬けておくこと。 2 俗に、酒びたりになるさま。「宴会続きで—の状態だ」