せいたいしょ【政体書】
明治維新政府の政治組織を定めた法。慶応4年(1868)閏4月発令。五箇条の御誓文に基づき、太政官の権力集中、三権分立主義、官吏公選などを規定。
せっ‐けい【折桂】
1 《「桂(かつら)を折る」「桂林(けいりん)の一枝(いっし)」などの故事から》昔、中国で、科挙に合格すること。唐以降は、進士の試験に首席で合格すること。 2 日本の律令制で、官吏登用試験の策試...
せん‐ぶん【選文】
[名](スル) 1 文を選ぶこと。また、その文。 2 律令制で、叙位すべき官吏の名を列記した文書。
ぜい‐り【税吏】
税務を扱う官吏。
そう‐にん【奏任】
1 律令制における官吏任命形式の一。太政官の奏聞(そうもん)によって官に任じること。 2 明治憲法下における官吏任命形式の一。内閣総理大臣の奏薦によって任命すること。→勅任 →判任
ぞう‐し【曹司】
1 宮中や官庁内に設けられた女官・官吏などの部屋。「更衣の—を、ほかに移させ給ひて」〈源・桐壺〉 2 貴族の邸内に部屋を与えられて仕えること。また、その人。「殿の内に年ごろ—して候ひつる人々」〈...
ぞう‐り【贓吏】
賄賂(わいろ)をとる役人。不正な利益をむさぼる官吏。
ぞっ‐かん【属官】
1 上役に付き従う官吏。 2 旧制度で、各官庁に所属する判任官の文官。属。
たい‐かん【退官】
[名](スル)官職をやめること。官吏が職を退くこと。「六〇歳で—する」
たい‐ぎょう【大業】
1 規模の大きい事業。重大な事業。「維新の—」 2 天下を治める仕事。帝王の事業。「経国の—」 3 律令制で、官吏登用試験の最終試験に合格すること。また、その人。