ほう‐りゃく【方略】
1 はかりごと。計略。また、手だて。 2 古代の官吏登用試験の科目。律令制では秀才科の試験科目とされ、平安時代以後は、紀伝道の最終試験。
ほん‐しょく【本職】
1 その人が主とする職業。本業。「—は医者である作家」 2 それを専門とする人。くろうと。「—に任せる」「—にはかなわない」 3 官吏がその仕事の上で使う自称。本官。 [アクセント]1・2はホン...
ほんぞく‐ちょうかん【本属長官】
旧制で、官吏の身分上・職務上の上官。現在の国家公務員法における所轄庁の長または任命権者がこれにあたる。
まいひめ【舞姫】
森鴎外の小説。明治23年(1890)発表。ドイツに留学した官吏太田豊太郎と踊り子エリスとの悲恋を通し、明治の青年の近代的自我の目覚めとその苦悩を描く。 石橋忍月による文芸評論。明治23年(1...
マンダリン
1 ((ポルトガル)mandarim)中国清朝の高級官吏。 2 (Mandarin)中国の公用語。官話。北京官話。 3 (mandarin)中国原産のミカンの英名。果実の色が1の服の色と似ている...
マンダリン‐カラー【mandarin collar】
中国清朝の官吏が着ていた服に見られるような幅の狭いまっすぐな立ち襟のこと。
まん‐どころ【政所】
《政(まつりごと)を執り行う所の意》 1 政庁。特に、検非違使(けびいし)の庁。 2 平安時代以後、親王・摂政・関白・大臣などの家で、所領の事務や家政などを取り扱った所。 3 荘園の現地で支配の...
めい‐ほう【明法】
1 法を正し明らかにすること。 2 中国唐代の官吏登用試験の科目の一。法律を主としたもの。
もも‐ど【百度】
平安時代、官吏に大炊寮および大膳職から給した米や魚・塩。百度食(ひゃくどじき)。
もんじょう‐とくごうしょう【文章得業生】
文章生の中から、成績優秀な者2名を選んで、官吏登用試験の最高段階である秀才・進士試験の受験候補者としたもの。