じょう‐すけごう【定助郷】
江戸時代、宿駅の常備人馬が不足した際に、その補充を常時義務づけられた近隣の郷村。定助。
じょう‐せき【定席】
1 座る人がいつもきまっている席。「—につく」 2 常設の寄席。「講談の—」 3 常客として行く家。行きつけの家。
じょう‐せき【定石/定跡】
1 (定石)囲碁で、昔から研究されてきて最善とされる、きまった石の打ち方。 2 (定跡)将棋で、昔から研究されてきて最善とされる、きまった指し方。 3 物事をするときの、最上とされる方法・手順。...
じょう‐せつ【定説】
1 「ていせつ(定説)」に同じ。「—を承り満足申して候」〈謡・山姥〉 2 疑いのないこと。決まっていること。「夜明けなば生き死にの—隠れあるまじと」〈浄・万年草〉
じょう‐せん【定先】
囲碁で、一方がいつも先手で対局する手合割(てあいわり)。→互い先
じょうぜんじ‐どおり【定禅寺通り】
宮城県仙台市青葉区にある通り。約700メートルにわたりケヤキ並木が続く。
じょう‐そう【定相】
仏語。一定のかたち。常住不変の相。「またいかにすべしとも—なし」〈正法眼蔵随聞記・五〉
じょう‐づめ【定詰(め)】
[名](スル) 1 いつも一定の場所に詰めて勤務すること。また、その人。 2 江戸時代、大名・旗本・藩士などが、一定期間江戸に滞在して勤務すること。
じょう‐でん【定田】
中世、荘園・国衙(こくが)領で、年貢や公事(くじ)の対象となる田地。⇔除田。
じょう‐とき【常斎/定斎】
檀家などできまった日時に読経に来る僧に出す食事。「今日は—を下さるる方がござある」〈虎明狂・東西迷〉