じょうぎ‐ぶち【定規縁】
両開き戸や引き分け戸で、閉じたとき戸の合わせ目が透かないように縦に取り付けた細い木。帖木(じょうぎ)。
じょう‐く【定句】
連歌で、型にはまった平凡でつまらない句。
じょうけい【定慶】
鎌倉時代の慶派の仏師。 大仏師法師定慶。鎌倉前期に活躍。作、興福寺東金堂の維摩居士(ゆいまこじ)像、同寺の梵天・帝釈天像など。生没年未詳。 肥後法眼定慶。鎌倉前期から中期に活躍。作、大報恩寺...
じょう‐こくだい【定石代】
江戸時代、石代納のときの換算米価。一定地域での米穀市場の平均相場に準拠して決められた。
じょう‐こん【定根】
仏語。五根の一。禅定(ぜんじょう)。
じょう‐ごう【定業】
仏語。 1 前世から定まっている善悪の業報(ごうほう)。決定業(けつじょうごう)。 2 念仏四業の一。座禅によって精神を集中し、仏を観ずること。
じょう‐ごや【定小屋】
1 演劇や見世物などの興行場として常設してある小屋。 2 ある俳優や芸人などが、きまって出演する劇場・演芸場。
じょうさい【定斎】
桃山時代、大坂の薬種商村田定斎が明人の薬法を伝えてつくり始めたという煎(せん)じ薬。夏期の諸病に効能があったという。じょさい。
じょうさい‐や【定斎屋】
定斎の行商人。夏季に、薬箱を天秤(てんびん)で担ぎ、その引き出しの鐶(かん)の音をさせながら売り歩いた。定斎売り。じょさいや。
じょさい‐や【定斎屋】
⇒じょうさいや(定斎屋)