うつ・し【現し/顕し】
[形シク]《「うつつ」と同語源》 1 現実にこの世に生きている。「葦原の中つ国にあらゆる—・しき青人草」〈記・上〉 2 正気である。気が確かである。「春の日のうら悲しきにおくれゐて君に恋ひつつ—...
うつつ【現】
1 この世に現に存在しているもの。現実。夢・虚構などに対していう。「夢か—か幻か」 2 意識の正常な状態。正気。「—に返る」 3 《「夢うつつ」「夢かうつつか」などの形で用いられるところから誤っ...
うど‐め【独活芽】
1 ウドの若芽。紫色をし、あえ物などに使う。めうど。《季 春》 2 タラノキの若芽。ゆでて、酢味噌あえや浸し物・汁の実にする。香気がウドに似る。たらのめ。《季 春》
うら‐うち【裏打ち】
[名](スル) 1 紙・布・革などの裏にさらに和紙や布などを張って厚く丈夫にすること。「—のしてある古文書」「作業ズボンのひざを—する」 2 物事を別の面から確実にすること。裏づけ。「予測を事実...
うら‐ぎく【浦菊】
キク科の越年草。海岸の湿地に生え、高さ約1メートル。茎は直立し、赤みを帯びる。葉は披針(ひしん)形。秋、周囲が紫色で中心が黄色の頭状花を多数つける。実には長い白い毛がある。浜紫苑(はましおん)。
う・る【売る】
[動ラ五(四)] 1 代金と引き換えに品物や権利などを相手に渡す。「商品を—・る」「土地を—・る」⇔買う。 2 自分のことを世間に知られるようにする。また、有名になる。「顔を—・る」「名を—・...
エゴイズム【egoism】
1 自分の利益を中心に考えて、他人の利益は考えない思考や行動の様式。利己主義。 2 哲学で、自我だけが確実に存在し、他は一切認識不能であるとする説。唯我(ゆいが)論。独我論。
え‐そらごと【絵空事】
《絵には美化や誇張が加わって、実際とは違っている意から》大げさで現実にはあり得ないこと。誇張した表現。「—に過ぎない」
え‐ばんづけ【絵番付】
1 「絵本番付」に同じ。 2 大相撲の番付を絵で表したもの。各力士の特徴が忠実に描写される。
えび‐そうめん【海老素麺】
エビの身をすりつぶし、小麦粉をつなぎとして、そうめんのように細くしてゆでたもの。すまし汁の実にする。