ながさき‐ばな【長崎鼻】
鹿児島県南部、薩摩(さつま)半島南東端の東シナ海に突出した岬。指宿(いぶすき)市に属する。西側の平坦地では草花の栽培が盛ん。ソテツが自生し、特別天然記念物に指定。開聞(かいもん)岳の眺望がよく、...
なが‐ちょうば【長丁場/長町場】
1 長い道のり。特に、宿場間の距離が長いこと。「きのうきんざいゆきの—にて」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 一つの事柄が一段落するまでに長くかかること。また、長くかかる物事。「基礎調査の—を乗り切る」 ...
ながの【長野】
中部地方中央部の県。信濃(しなの)国にあたる。明治期から養蚕県・教育県として有名。人口215.3万(2010)。 長野県北部の市。県庁所在地。善光寺の門前町、北国(ほっこく)街道の宿場町とし...
ながめ・ふ【眺め経】
[動ハ下二]物思いに沈みながら月日を過ごす。和歌では多く「長雨(ながめ)降る」と掛けて用いる。「我が宿の嘆きの下葉色ふかく移ろひにけり—・ふるまに」〈かげろふ・上〉
ながら【乍ら】
[接助] 1 動詞・動詞型活用語の連用形に付く。二つの動作・状態が並行して行われる意を表す。「ラジオを聞き—勉強する」「左右を見—横断する」「いといたうなげき—出(い)で給ひぬ」〈落窪・三〉 2...
なき‐しみづ・く【泣き染み付く】
[動カ四]泣いて涙でぬれる。泣きぬれる。「—・いて頼まれければ、宿老の内儀涙ぐみ」〈浮・親仁形気・二〉
なき‐たま【亡き魂】
[連語]死んだ人のたましい。「あはれ、—や宿りて見給ふらむ」〈源・東屋〉
なげ‐あし【投(げ)足】
1 足を投げ出して座ること。また、その足。 2 他人の行為などで迷惑を受けること。「そいで、其の—がわたへんとこへ来たんだすかいな」〈上司・兵隊の宿〉
なげ‐いだ・す【投げ出だす】
[動サ四]「投げ出(だ)す」に同じ。「果ては命を—・す、投げ丁半の旅稼ぎ」〈伎・五十三駅扇宿附〉
なげ・く【嘆く/歎く】
[動カ五(四)] 1 ひどく悲しむ。悲しんで泣く。悲嘆にくれる。「身の薄幸を—・く」「友の死を—・く」 2 世の風潮などを憂えて憤る。慨嘆する。「現今の世相を—・く」「倫理観の喪失を—・く」 3...