しょう‐べん【小便】
[名](スル) 1 老廃物として腎臓で血液中から濾過(ろか)され、尿管から膀胱(ぼうこう)にたまり、尿道を経て体外に排出される液体。また、それを排出すること。尿。ゆばり。小用。小水。「—に立つ」...
小便(しょうべん)一町(いっちょう)糞(くそ)一里(いちり)
《小便のときは1町遅れ、大便のときは1里遅れる意から》歩いて旅などをするとき、大小便のために同行者に遅れることをいう。
しょうべん‐くさ・い【小便臭い】
[形][文]せうべんくさ・し[ク] 1 小便のにおいがする。「—・い場末の映画館」 2 《いかにもおむつの小便のにおいがしそうだという意から》子供っぽい。未熟である。青くさい。「—・いたわごとを...
しょうべん‐ぐみ【小便組】
近世、支度金を受けて妾(めかけ)奉公に出ておいて、わざと寝小便をして縁を切らせるように仕向ける、一種の詐欺行為。また、そういう行為をする女。
しょうべん‐こぞう【小便小僧】
《Manneken-Pis》ベルギーの首都ブリュッセルにある、放尿する少年を模した彫像。1619年、彫刻家ジェローム=デュケノワが製作。2度の盗難に遭っている。由来には諸説あるが、ブリュッセルを...
しょうべん‐たご【小便担桶】
肥料用の糞便(ふんべん)を入れて田畑などに担いで行く桶(おけ)。こえたご。
しょうべん‐だめ【小便溜め】
小便をためておくために土中に埋めた壺(つぼ)または桶(おけ)。
しょうべん‐つぼ【小便壺】
1 小便をするために、土中にいけておく壺。 2 「溲瓶(しびん)」に同じ。
しょうべん‐ぶくろ【小便袋】
1 放尿に備えて、股(また)の間にとりつけておくゴム製などの袋。 2 膀胱(ぼうこう)のこと。
しょうべん‐むよう【小便無用】
ここで立ち小便をしてはいけない、の意で、塀などにはり紙や看板などで示す語。