びょう【平/屏】
〈平〉⇒へい 〈屏〉⇒へい
びょう‐ぶ【屏風】
《風を屏(ふせ)ぐ意》室内に立てて風をさえぎったり、仕切りや装飾に用いたりする調度。長方形の木の枠に紙・絹を張ったものを2枚・4枚・6枚などとつなぎ合わせ、折り畳めるようにしてある。多くは表面を...
びょうぶ‐いわ【屏風岩】
屏風のようにある幅をもって垂直にそびえ立つ岩。
びょうぶ‐うた【屏風歌】
屏風絵の主題に合わせて詠んだ歌。屏風に貼(は)ったり描いたりした色紙形に書く。
びょうぶ‐え【屏風絵】
屏風に描かれた絵。
びょうぶ‐おさえ【屏風押(さ)え】
屏風を広げて立てるとき、倒れるのを防ぐために使用する鉛製または陶製の道具。
びょうぶ‐が‐うら【屏風ヶ浦】
千葉県北東端、銚子市南岸から旭市飯岡にかけての太平洋岸。浸食の多い海岸として知られ、海食を受けてできた高さ40〜50メートルの断崖が10キロメートルにわたって続く。水郷筑波国定公園の一部。名の由...
びょうぶ‐がえし【屏風返し】
「屏風倒し」に同じ。「鞍にたまらず伴之丞、—にどうと落ち」〈浄・鑓の権三〉
びょうぶ‐さん【屏風山】
青森県北西部、津軽半島西岸にある砂丘。南北約30キロメートル、東西3〜5キロメートルに広がる。西側の海岸寄りに平行して七里長浜が続く。屏風山砂丘。
びょうぶ‐だおし【屏風倒し】
屏風の倒れるように、あおむけに倒れること。屏風返し。「ばたりと—に倒れる」