さんこう‐すいちょう【山高水長】
山がいつまでも高くそびえ、水がいつまでも流れているように、聖人君子の徳が長く伝わること。
やま‐たか【山高】
1 山形に高くなっていること。中高(なかだか)であること。 2 「山高帽子」の略。
山(やま)高(たか)からざれば則(すなわ)ち霊(れい)ならず
《「世説新語」排調から》山は高くなければ神霊があるとは思えないの意で、人も徳がなければ尊くないということ。
山(やま)高(たか)きが故(ゆえ)に貴(たっと)からず
《「実語教」の「山高きが故に貴からず、樹あるを以(もっ)て貴しと為す」から》どんなに外観がりっぱであっても、内容が伴わなければすぐれているとはいえない。物事は見かけだけで判断するなというたとえ。
山高(やまたか)く水長(みずなが)し
君子の徳がすぐれていることを、高くそびえた山、長大な河の流れにたとえていう語。
山(やま)高(たか)ければ谷(たに)深(ふか)し
相場格言の一。高騰が激しければ、その反動で暴落も激しいものであるという教訓。
やまたか‐じんだいざくら【山高神代桜】
山梨県北杜(ほくと)市武川町の実相寺境内にあるエドヒガンザクラの古木。根回り13.5メートルで、樹齢は約2000年といわれる。大正11年(1922)、国の天然記念物に指定された。山高の神代桜。神代桜。
やまたか‐の‐じんだいざくら【山高の神代桜】
⇒山高神代桜
やまたか‐ぼう【山高帽】
「山高帽子」に同じ。
やまたか‐ぼうし【山高帽子】
フェルト製で上部が丸くて高い、つばのある男子の礼服用帽子。山高帽。ボーラー。ボーラーハット。