せい‐えん【製塩】
[名](スル)海水や岩塩などから食塩を製造すること。日本では古くから揚浜(あげはま)・入浜塩田法や天日製塩法により、現代ではイオン交換膜による電気透析法により行われる。
ソドム‐さん【ソドム山】
《Mount Sodom》イスラエル東部、死海の南西岸にある山。死海からの高さは約230メートル。岩塩でできた山として知られる。「ロトの妻」と呼ばれる、女性の姿に似た塩柱があり、旧約聖書の創世記...
ソリカムスク【Solikamsk/Соликамск】
ロシア連邦、ペルミ地方の都市。ウラル山脈西麓、ボルガ川支流のカマ川沿いに位置し、河港を有す。15世紀に岩塩採掘の拠点になり、17世紀末には製塩業で栄えた。近年はマグネシウムやレアアース(希土類元...
ソルト‐セラピー【salt therapy】
塩のエーロゾルを吸入することで、呼吸器の状態を改善するという伝統療法。ヨーロッパの岩塩洞窟で古くから行われる。近年、類似する環境を再現した室内で行うものもある。ハロセラピー。
タウデニ【Taoudenni】
マリ北部の村。16世紀末より現在にいたるまで、西アフリカを代表する岩塩の産地。古くからサハラ砂漠を渡るラクダの隊商によりトンブクツに運ばれる。
ダイアピル【diapir】
地下の流動性のある岩体が周囲との密度差あるいは上面下面の静水圧の差によって上向きの力がはたらいて上昇し、上部の地層を押しのけて形成される地質構造。ドーム状、きのこ状のものが多い。マグマが貫入して...
ダロール【Dallol】
エチオピア北東部、大地溝帯のアファール低地にある地域名。高さ約50メートルの溶岩台地からなるダロール火山がある。火口からは塩類や硫黄などを含む水が噴出するが、日光や地熱により水分が蒸発するため、...
チェスケー‐ブデヨビツェ【České Budějovice】
チェコ南部の都市。ブルタバ川とマルシェ川の合流点に位置する。南ボヘミア州最大の都市で、政治や商業の中心地。ビール醸造が有名。13世紀、ボヘミア王オタカル2世により建設され、岩塩や銀の交易で発展。...
チャールストン【Charleston】
米国サウスカロライナ州南東部の港湾都市。クーパー川とアシュレー川が合流する河口に位置し、天然の良港に恵まれる。植民地時代から奴隷貿易の拠点として栄え、現在は軍港が置かれる。化学工業、鉄鋼業が盛...
ちんでん‐がん【沈殿岩】
海水や陸水から沈殿・堆積(たいせき)してできた堆積岩の一種。岩塩などの蒸発岩や、一部の石灰岩・チャートなどがある。