かん【鐶】
1 机・たんすなどの引き出しにつける金属製の取っ手。 2 切れ目の入った鉄の輪で、茶釜の両耳に差し入れて釜の上げ下ろしに用いるもの。 3 紋所の名。1の形を図案化したもの。鐶桐(かんぎり)・鐶雀...
くさび‐いし【楔石】
1 石造り・煉瓦(れんが)造りのアーチ形の頂点の中央に差し入れる石。要石(かなめいし)。せりもち石。 2 ⇒チタン石
こがたな‐びつ【小刀櫃】
刀の鞘(さや)の差裏(さしうら)の穴。小柄(こづか)の刀を差し入れる。
さお‐つぎ【竿継ぎ】
木材の継ぎ手の一種。材端に作った長い枘(ほぞ)を他の木材の枘穴に差し入れ、さらに車知栓(しゃちせん)を打ち込んで固める継ぎ方。
さし‐あし【差(し)足】
1 音を立てないように、足をものに差し入れるようにつま先から静かにおろしてゆく歩き方。「抜き足、—、忍び足」 2 競馬で、先行馬をゴール直前に抜き去る走りぶり。「—のいい馬」
さし‐い・れる【差(し)入れる】
[動ラ下一][文]さしい・る[ラ下二] 1 中へ入れる。「懐に手を—・れる」 2 差し入れ2・3をする。「弁当を—・れる」
さし‐こ・む【差(し)込む】
[動マ五(四)] 1 物の中やすきまなどに、他の物をさしたりはさんだりするようにして入れる。差し入れる。「プラグをコンセントに—・む」「本の間に手紙を—・む」 2 (「射し込む」とも書く)光が入...
さし‐ちがえ【差(し)違え】
1 入れ違えること。誤ってほかの所へ差し入れること。 2 相撲で、行司が誤って負けた力士に軍配をあげること。物言いがつき、行司判定が覆された場合をいう。さしちがい。
さし‐ちが・える【差(し)違える】
[動ア下一][文]さしちが・ふ[ハ下二] 1 誤ってほかへ差し入れる。「整理カードを—・える」 2 相撲で、行司が判定を誤って負けた力士へ軍配をあげる。 3 互い違いの形にする。「三尺の御几帳一...
さし‐て【差(し)手】
相撲で、自分の手を相手の脇の下に差し入れること。また、その腕。