あみ‐あ・げる【編(み)上げる】
[動ガ下一][文]あみあ・ぐ[ガ下二] 1 編み物を編み終える。また、下から上へ編み進む。「幾日もかかって—・げたセーター」 2 計画などを一つ一つ吟味し、組み合わせて作り上げる。「我々の—・げ...
アラベスク【(フランス)arabesque】
1 アラビア風の装飾模様。文字・蔓草(つるくさ)・幾何学図形などを図案化したもの。唐草模様。 2 装飾的、幻想的な内容の楽曲。 3 クラシックバレエの基本体勢の一。右手を斜め上に、左手を斜め下に...
アンブロシオ‐どうくつ【アンブロシオ洞窟】
《Cueva de Ambrosio》キューバ北西部の観光保養地バラデロにある洞窟。ヒカコス半島の先端部に位置する。1961年に発見された全長約250メートルの洞窟で、先住民による渦巻のような幾...
アート‐ニット【art knit】
編み地に大胆な抽象柄、幾何柄、動物柄など絵画的な模様が編み込まれたニット製品の総称。
いく‐よ【幾世/幾代】
1 どれほどの年代。また、多くの年月。「われ見ても久しくなりぬ住吉(すみのえ)の岸の姫松—経ぬらむ」〈古今・雑上〉 2 「幾世餅(いくよもち)」の略。
いくよ‐もち【幾世餅】
江戸両国名物のあん餅。元禄(1688〜1704)のころ、小松屋喜兵衛が吉原の遊女幾世を落籍して妻とし、その名をつけて売り出した。
いそう‐きかがく【位相幾何学】
図形の性質の中で、寸法や曲直とは無関係に、位置関係などの位相的性質を対象とする幾何学。オイラーおよびポアンカレによって初めて組織的に研究された。狭義の位相数学。トポロジー。
いそう‐すうがく【位相数学】
狭義には位相幾何学、広義には対象を通常の空間から位相空間(抽象空間)にまで広げ、その性質を位相的方法を用いて研究する数学。
いたじめ‐がみ【板締(め)紙】
2枚の板の間に折りたたんだ和紙を挟んで固く締め付け、染色したもの。板の形や紙の折り方により、さまざまな幾何学模様となる。
いやなが‐しょうきち【弥永昌吉】
[1906〜2006]数学者。東京の生まれ。東大・学習院大学教授。整数論・代数学・幾何学を研究。日仏文化交流や平和運動にも積極的に関わる。著作に「幾何学序説」など。