アポロニウス【Apollōnios】
[前250ころ〜前190ころ]古代ギリシャの数学者。小アジアのペルゲの人。幾何学、特に楕円・放物線・双曲線などの円錐曲線を研究した。アポロニオス。
いやなが‐しょうきち【弥永昌吉】
[1906〜2006]数学者。東京の生まれ。東大・学習院大学教授。整数論・代数学・幾何学を研究。日仏文化交流や平和運動にも積極的に関わる。著作に「幾何学序説」など。
くらた‐ひゃくぞう【倉田百三】
[1891〜1943]劇作家・評論家。広島の生まれ。西田幾多郎に傾倒し、京都の「一灯園」に入って思索的生活を体験。評論集「愛と認識との出発」、戯曲「出家とその弟子」「俊寛」「布施太子の入山」など。
こいずみ‐ちかし【古泉千樫】
[1886〜1927]歌人。千葉の生まれ。本名、幾太郎。伊藤左千夫に師事し、「アララギ」同人として活躍。のち「日光」に参加。歌集「川のほとり」「青牛集」など。
じょ‐こうけい【徐光啓】
[1562〜1633]中国明の科学者。上海の人。字(あざな)は子先。洗礼名はパウロ。マテオ=リッチから西洋の科学技術を学び、中国に紹介。編著に「農政全書」、編訳に「崇禎(すうてい)暦書」、訳に「...
ステラ【Frank Philip Stella】
[1936〜 ]米国の画家・彫刻家。幾何学図形によるミニマルアートの先駆的絵画から出発。のち、多角形のカンバスを用いた無彩色絵画に移行し、さらに1980年代には彩色された金属板を重ねたレリーフ状...
フェルマ【Pierre de Fermat】
[1601〜1665]フランスの数学者。数論・解析幾何学・確率論・微分法の先駆をなし、幾何光学にも貢献。また、有名な「フェルマの最終定理」を残した。フェルマー。
ミンコフスキー【Hermann Minkowski】
[1864〜1909]ドイツの数学者。ロシアの生まれ。ドイツのゲッティンゲン大学教授。整数論に幾何学的概念を導入した。また、ミンコフスキー空間の考え方により、特殊相対性理論を数学的に基礎づけた。
モンジュ【Gaspard Monge】
[1746〜1818]フランスの数学者。海軍大臣。画法幾何学を創始した。また、解析幾何学の業績や、微分方程式のモンジュの方法でも知られる。
ロバチェフスキー【Nikolay Ivanovich Lobachevskiy】
[1793〜1856]ロシアの数学者。ユークリッド幾何学の平行線の公理を否定し、非ユークリッド幾何学を創始した。著「幾何学の新原理」「平行線理論に関する幾何学的研究」など。