ペーナ‐きゅうでん【ペーナ宮殿】
《Palácio Nacional da Pena》ポルトガル中西部の都市シントラにある宮殿。19世紀にポルトガル女王マリア2世の王配フェルナンド2世(のち国王)により標高約500メートルの山上...
ほうかい‐じ【法界寺】
京都市伏見区にある真言宗醍醐派の別格本山。山号は、東光山。通称、日野薬師・乳(ちち)薬師。弘仁13年(822)日野家宗が別荘を寺としたもので、開山は最澄。永承6年(1051)に日野資業(すけなり...
ほう‐づえ【方杖】
建築で、垂直材と水平材とが交わる所に、補強のために入れる斜めの材。頰杖(ほおづえ)。
ほうとう‐じ【宝塔寺】
京都市伏見区にある日蓮宗の寺。山号は、深草山(じんそうざん)。昌泰2年(899)藤原時平の創立で、初め極楽寺と称し真言宗に属したが、のち、日像により法華道場となった。天正18年(1590)日銀に...
ほうへい‐かん【豊平館】
北海道札幌市の中島公園内にある、木造洋風建築物。明治13年(1880)に貴賓用ホテルとして建築。現在は結婚式場などとして利用されている。重要文化財。
ほうりゅう‐じ【法隆寺】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の総本山。南都七大寺の一。もと法相(ほっそう)宗。推古天皇15年(607)に聖徳太子が斑鳩宮のそばに建立したと伝えられ、天智天皇9年(670)焼失したが...
ほうりゅうじけんちくろん【法隆寺建築論】
建築学者、伊東忠太の論文。明治26年(1893)発表。日本の建築史研究の端緒を開いた。刊行は明治31年(1898)。
ホシャンシャー‐びょう【ホシャンシャー廟】
《Hoshang Shah's Tomb》インド中央部、マディヤプラデシュ州の都市マンドゥにある霊廟。1440年頃、同地を治めたグーリ朝のスルターン、ホシャン=シャーのために建造。白大理石を用い...
ほっきょく‐きょうかい【北極教会】
《Ishavskatedralen》ノルウェー北部の港湾都市、トロムソにある教会の通称。正式名称はトロムスダーレン教会。同国の建築家、ヤン=インゲ=ホービがオーロラをモチーフにして設計し、196...
ほったてばしら‐たてもの【掘っ立て柱建物】
礎石を置かず、柱を直接土中に埋め込んで建てた建物。縄文時代からみられ、古代から中世にかけて主流の方式となった。現在も神社建築などに残る。