ひ‐よわ・い【ひ弱い】
[形][文]ひよわ・し[ク]もろくて弱い。いかにも弱々しい。「—・い構造」「—・いからだつき」 [派生]ひよわげ[形動]ひよわさ[名]
ひわず【繊弱】
[形動ナリ]弱々しいさま。ひよわ。「いとささやかなる人の、常の御悩みに痩せおとろへ、—にて」〈源・真木柱〉
ひわ‐やか【繊弱やか】
[形動ナリ]細く弱々しいさま。きゃしゃ。「いみじう—に美しうおはします」〈栄花・本の雫〉
び‐こう【微光】
かすかな光。弱々しい光。
ぶん‐じゃく【文弱】
[名・形動]学問や芸事にばかりふけっていて弱々しいこと。また、そのさま。「—な(の)息子を案じる」
ほそ・い【細い】
[形][文]ほそ・し[ク] 1 棒状のものの径が小さい。周囲が小さい。また、肢体などがやせている。「麺(めん)が—・い」「首まわりが—・い」「—・い腕」⇔太い。 2 線状のものの幅が小さい。幅が...
ほそ‐うで【細腕】
1 細く弱々しい腕。 2 かよわい力。弱い生活力。「女の—で一家を養う」
ほそ‐ごえ【細声】
細く弱々しい声。かすかな声。「蚊の、—にわびしげに名のりて」〈枕・二八〉
ほそ‐ぼそ【細細】
[副] 1 非常に細いさま。また、細く弱々しいさま。「—とした声」 2 かろうじて続いているさま。また、やっとのことで維持するさま。「—と山道が続く」「年金で—と生活する」
ほそ‐やか【細やか】
[形動ナリ] 1 ほっそりとしているさま。ほそらか。「容体—になまめかしう」〈宇津保・楼上下〉 2 声が小さく弱々しいさま。「声—にて面やせにたるといふうたを」〈かげろふ・中〉