ひだり‐の‐つかさ【左の司】
左右に分けられた諸司のうち、左の役所。左近衛府(さこんえふ)・左馬寮(さまりょう)など。
ひゃく‐し【百司】
多くの役所。多くの役人。諸司。「百官—も大半平家に心を寄すれば」〈浄・盛衰記〉
ひょう【表】
[音]ヒョウ(ヘウ)(呉)(漢) [訓]おもて あらわす あらわれる [学習漢字]3年 〈ヒョウ〉 1 物のあらわれ出ている面。外側。おもて。「表紙・表層・表面・表裏/意表・地表」 2 おもて...
ひょうご‐りょう【兵庫寮】
律令制で、兵庫の兵器や儀仗(ぎじょう)の出納・修理・検閲などをつかさどった役所。つわもののくらのつかさ。
ひょうじょう‐しょ【評定所】
1 鎌倉幕府で、評定衆が事務を取り扱った役所。 2 江戸幕府の置いた最高の裁判機関。老中・大目付・目付・三奉行などが事件の重要度に従って列席し合議した所。
ひょうま‐し【兵馬司】
律令制で、兵部省に属し、牧馬・兵馬・駅伝の馬、その他公私の馬牛のことをつかさどった役所。大同3年(808)馬寮(めりょう)に合併。つわもののうまのつかさ。
ふ【府】
1 地方公共団体の一。現在は大阪・京都の2府がある。→都道府県 2 国の行政機関の一。「内閣—」 3 物事の中心となる所。「学問の—」「行政の—」 4 くら。特に宮廷の文書・財貨を入れておく所。...
ふ【府】
[音]フ(呉)(漢) [学習漢字]4年 1 書類や財宝をしまっておく庫。「府庫/御府(ぎょふ)・秘府」 2 役人が集まって仕事をする所。役所。「楽府(がふ)・衙府(がふ)・開府・官府・国府・政府...
ふ‐しょう【府省】
名称に「府」のつく役所と、名称に「省」のつく役所の総称。内閣府と、総務省・財務省などの11省がある。「各—」→中央省庁
ふだ‐さし【札差】
江戸時代、蔵米取りの旗本・御家人に対して、蔵米の受け取りや売却を代行して手数料を得ることを業とした商人。取次業の他にその蔵米を担保にして金融業を行い、巨富を畜えた。名の起こりは、蔵米受取人の名を...