肩(かた)が怒(いか)・る
1 肩が高く張っている。 2 得意な気持ちになる。肩身が広くなる。「お供についたわしらまで、ほんに—・ったに」〈浄・卯月の潤色〉
肩(かた)で風(かぜ)を切(き)・る
肩をそびやかして、得意そうに歩く。「一時は—・る勢いだった」
肩身(かたみ)が広(ひろ)・い
世間に対して面目が立ち、得意である。「兄が賞をとって弟の私まで—・い」
かち‐ほこ・る【勝(ち)誇る】
[動ラ五(四)]勝っておおいに得意になる。「—・った顔」
かって‐むき【勝手向き】
1 台所に関すること。「—のことは不得意だ」 2 暮らし向き。「毎月—が苦しい」
かつかわ‐は【勝川派】
勝川春章を祖とする浮世絵の一流派。役者絵を得意とし、新画風を開いた。
かつぎ‐や【担ぎ屋】
1 縁起をひどく気にする人。御幣(ごへい)かつぎ。 2 人をだますのを得意にしている人。 3 食料などを生産地から担いで来て売る人。特に第二次大戦後、闇物資を地方から都市へひそかに運んで売った人。
かつら‐ぶんらく【桂文楽】
[1892〜1971]落語家。8世。東京の生まれ。本名、並河益義。「明烏(あけがらす)」「船徳」などを得意とし、名人とうたわれた。
か‐もく【課目】
課せられた項目。特に、学校で課する学科目。「課税—」「法定—」「不得意—」
かよい‐だる【通い樽】
1 酒屋から得意先へ配達するときに用いる酒樽。 2 祝儀に用いる酒樽。