みかさ‐やま【三笠山/御蓋山】
奈良市の市街地の東にある春日(かすが)大社後方の山。若草山の南にあり、春日山の西峰をなす。標高282メートル。若草山をさしていうことも多い。みかさのやま。[歌枕] 《天皇の御(み)かさとして...
み‐かた【味方/御方/身方】
[名](スル)《「かた」の敬称「御方」の意。「味方」「身方」は当て字》 1 対立するものの中で、自分が属しているほう。また、自分を支持・応援してくれる人。「心強い—」⇔敵。 2 対立するものの一...
み‐かた【御像/御形】
神体や仏像。おんすがた。「丈六の仏の—を造りまつる」〈欽明紀〉
み‐かど【御門/帝】
《「門(かど)」の尊敬語》 1 天子・天皇の位。また、天皇の尊称。 2 門。特に、皇居の門。「一日(ひとひ)には千度(ちたび)参りし東(ひむがし)の大き—を入りかてぬかも」〈万・一八六〉 3 御...
みかど‐おがみ【御門拝み/朝拝み】
「朝賀(ちょうが)」に同じ。「五年の春正月(むつき)の壬午(みづのえうま)の朔(ついたちのひ)に—す」〈孝徳紀〉
みかど‐まいり【御門参り/朝参り】
朝廷に参ること。参内。参朝。「群卿(まへつきみたち)及び百寮(つかさ)、—することすでにおこたれり」〈舒明紀〉
みかど‐まつり【御門祭】
上代、皇居の門に入ってくる邪神を払うために、毎年6月・12月に行われた祭事。
みかど‐もり【御門守】
皇居の御門を守ること。また、その兵士。みかきもり。「—、寒げなるけはひ」〈源・朝顔〉
み‐かまぎ【御薪】
《「御竈木(みかまぎ)」の意》 1 律令時代、毎年正月15日に、百官が宮中に献上した薪。また、その献上の儀式。 2 神社や寺院に奉納したり、そこでたいたりする薪。 3 江戸時代、武家で正月15日...
みかみ‐じんじゃ【御上神社】
滋賀県野洲(やす)市にある神社。旧官幣大社。もと三上山上にあったといわれ、祭神は天之御影命(あめのみかげのみこと)。入母屋造(いりもやづく)りの本殿は国宝。