さとう‐やすし【佐藤泰志】
[1949〜1990]小説家。北海道の生まれ。日常の閉塞感と生の輝きを描く。「空の青み」「水晶の腕」などで、5度芥川賞候補となった。没後20年を経て「海炭市叙景」が映画化され注目を集めた。
さんごくし【三国志】
中国の二十四史の一。魏(ぎ)・呉・蜀(しょく)三国の歴史を記した書。西晋の陳寿の撰。魏志30巻・呉志20巻・蜀志15巻の65巻からなる。魏志の「東夷伝倭人の条」(魏志倭人伝)は3世紀ごろの日本...
さんりょうし【山陵志】
江戸後期の史書。2巻。蒲生君平(がもうくんぺい)著。文化5年(1808)成立。漢文体で、山陵の崇敬を説き、歴代天皇の山陵を考証したもの。尊王論に大きな影響を与えた。
し【志】
1 紀伝体の歴史書で、天文・地理・礼楽などを事項別に分類して記した部分。 2 律令制で、衛門府(えもんふ)・兵衛府(ひょうえふ)・検非違使庁(けびいしちょう)の主典(さかん)。
し【志】
[音]シ(呉)(漢) [訓]こころざす こころざし しるす さかん [学習漢字]5年 1 心がある目標をめざして動く。こころざす。「志学・志願・志向・志望」 2 こころざし。「意志・弱志・初志・...
しぶし【志布志】
鹿児島県東端、志布志湾北岸にある市。江戸時代には貿易港として栄えた。白子(しらす)・縮緬雑魚(ちりめんざこ)の水揚げが多い。平成18年(2006)1月、松山町・志布志町・有明町が合併して成立。人...
しゅく‐し【夙志】
幼少・若年のころからの志。
しゅく‐し【宿志】
かねてから抱いていた志。「—を達して」〈菊亭香水・世路日記〉
しょ‐し【初志】
初めに思い立った希望や考え。最初の志。「—を貫徹する」
しょ‐し【所志】
こころざしていること。こうしようと思っていること。「—に背く」