い‐し【意志】
1 あることを行いたい、または行いたくないという考え。意向。「参加する—がある」「こちらの—が通じる」 2 目的や計画を選択し、それを実現しようとする精神の働き。知識・感情に対立するものと考えら...
い‐し【異志】
1 謀反の心。異心。「益々列国を併呑するの、—あるものに似たり」〈竜渓・経国美談〉 2 人並みでないすぐれた志。 3 《「志」は誌の意》異なった記録。
い‐し【遺志】
故人が、果たすことができないで残したこころざし。「先生の—を継ぐ」
いっぱん‐いし【一般意志】
《(フランス)volonté générale》私利を追求する個々の意志の集合(全体意志)ではなく、共同の利益のため利己心を捨てて一体となった人民の意志。ルソーが使用しはじめた用語。
いとこどうし【いとこ同志】
《原題、(フランス)Les cousins》フランス映画。1959年公開の白黒作品。シャブロルの監督・脚本による青春映画。田舎育ちの青年と都会育ちの従兄弟(いとこ)を主人公に、青年期の心理を一人...
いし【意志】
(a) will ((to do));《文》 volition意志の強い[弱い]人a 「strong-willed [weak-willed] person/a person 「with a g...
いし【意志】
will;determination《決意》;resolve《堅固な意志》
いし【遺志】
父の遺志によりin conformity with the wishes of one's deceased father/according to one's father's 「last w...
こうし【厚志】
ご厚志に甘えさせていただきますThen please permit me to take advantage of your kind offer.彼の厚志をありがたく受けることにしたI dec...
こころざし【志】
1〔意志〕one's will;〔決意〕one's resolution志の固い男a man of 「strong will [resolution]2〔目的〕an aim, (a) purpo...
いし【意志】
[共通する意味] ★あることに対する考え、気持ち。[英] will; intention[使い方]〔意志〕▽意志が通じる▽拒絶する意志はない〔意思〕▽まず意思の有無を確認したい▽意思表示〔意向〕...
こうし【厚志】
[共通する意味] ★思いやりの深い気持ち。[英] kindness[使い方]〔厚情〕▽御厚情にすがる▽御厚情感謝いたします〔厚志〕▽御厚志かたじけなく存じます[使い分け] 「御厚情」「御厚志」の...
こころざし【志】
[共通する意味] ★何かをしようと思って心の中に抱いている思い。[英] aspiration[使い方]〔志〕▽大きな志をもって社会に羽ばたく▽いったん志を立てたら簡単にあきらめるな▽青雲の志〔抱...
しょし【初志】
[共通する意味] ★最初に思い立ったときの気持ち。[英] one's original purpose[使い分け]【1】「初心」は、志の意味を含む場合もあるが、志を立てていたわけでなくても、初め...
すんし【寸志】
[共通する意味] ★社交上から相手に上げる贈り物。[使い分け]【1】「中元」「歳暮」は、世話になった人へ季節の挨拶(あいさつ)として贈る。「中元」は七月一五日の中元のころに、「歳暮」は年末に贈る...
きざんのこころざし【箕山之志】
名利を捨て、俗世間から離れて暮らす、隠遁の志。
こうこくのこころざし【鴻鵠之志】
大人物の志こころざし、遠大な志のこと。また、小人物には大人物の志は理解できないことのたとえ。
せいうんのこころざし【青雲之志】
徳を磨いて、立派な人物になろうとする心。また、功名を立て立身出世をしようとする心。▽「青雲」は雲の上の青い空を意味し、高位・高官、立身出世のことをいう。
ふううんのこころざし【風雲之志】
時流が大きく傾いて、世が急変しようとする気運に乗じ、功名を得んとする大望。
りょううんのこころざし【凌雲之志】
世俗を超越した高潔な志。また、立身出世をしようとする志のたとえ。
あくたがわ‐やすし【芥川也寸志】
[1925〜1989]作曲家。東京の生まれ。竜之介の子。東京音楽学校卒。橋本国彦らに師事し、多彩な作品を発表。昭和28年(1953)、団伊玖磨、黛敏郎と「三人の会」を結成。代表作に「交響三章」「...
さとう‐あつし【佐藤厚志】
[1982〜 ]小説家。宮城の生まれ。平成29年(2017)「蛇沼」で新潮新人賞を受賞して小説家デビュー。「荒地の家族」で第168回芥川賞を受賞した。
ながい‐なおむね【永井尚志】
[1816〜1891]幕末期の幕臣、維新期の官吏。三河奥殿藩主松平乗尹(まつだいらのりただ)の子。名は「なおゆき」とも。旗本永井尚徳の養子となり、長崎海軍伝習所総督、初代外国奉行、初代軍艦奉行を...
ひじかた‐よし【土方与志】
[1898〜1959]演出家。東京の生まれ。久元の孫。本名、久敬(ひさよし)。私財を投じて築地小劇場を創設、日本の新劇確立に尽力。
ほさか‐かずし【保坂和志】
[1956〜 ]小説家。山梨の生まれ。西武百貨店のコミュニティーカレッジに勤務ののち、文筆活動に入る。日常生活の一こまをリズミカルな文体で描いた「この人の閾(いき)」で芥川賞受賞。他に「草の上の...