のうえ‐ぶし【のうえ節】
江戸末期の流行歌。「野毛(のげ)の山からノーエ」に始まる。横浜の異人館の情景を歌ったもの。野毛山節。さいさい節。→農兵節(のうへいぶし) [補説]ふつう「ノーエ節」と書く。
のう‐り【脳裏/脳裡】
頭の中。心の中。「アイデアが—にひらめく」「情景が—に焼きつく」
はな【花】
武島羽衣作詞、滝廉太郎作曲の唱歌。滝が明治33年(1900)に発表した歌曲集「四季」の1曲目にあたる。隅田川の春の情景を描写する。
はま‐うた【浜歌/浜唄】
1 民謡の一種で、漁師が浜辺でうたう歌。 2 (浜唄)歌舞伎下座音楽の一。浜辺の情景を表す下座唄で、多くは波の音の大太鼓をかぶせる。また、合方(あいかた)としても用いる。
はるのうみ【春の海】
新日本音楽の一。箏(そう)・尺八二重奏曲。昭和4年(1929)宮城道雄が歌会始(うたかいはじめ)の勅題「海辺巌(かいへんのいわお)」にちなんで作曲。春の海ののどかな情景を描写した標題音楽で、宮城...
ば【場】
[名] 1 物や身を置く所。場所。「足の踏み—がない」 2 ある事が行われる所。「仕事の—」「—を外す」「その—に居合わせる」 3 ある事が行われている所の状況。また、その雰囲気。「その—でと...
ば‐めん【場面】
1 変化する状況の、ある部分。物事が行われているその場のようす。「苦しい—に直面する」 2 演劇・映画などの一情景。シーン。「—が変わる」「出会いの—」 3 市場の状況。場況。
ひき‐どうぐ【引(き)道具】
歌舞伎で、屋台や張り物などの大道具の下に車をつけ、前後・左右または斜めに移動させて舞台の情景を変える装置。
びょう‐しゃ【描写】
[名](スル)物の形や状態、心に感じたことなどを、言葉・絵画・音楽などによって写しあらわすこと。「情景を—する」「心理—」
びょうしゃ‐おんがく【描写音楽】
自然の音を楽器によって再構成し、情景などを描写しようとする音楽。