痛(いた)くも痒(かゆ)くもな・い
少しも苦痛を感じない。まったく影響がない。痛痒(つうよう)を感じない。「何と言われようと—・い」
いたま・す【痛ます/傷ます】
[動サ五(四)]心に悲しみや苦しみを感じさせる。苦しませる。「心を—・す事件」
いたみ‐い・る【痛み入る/傷み入る】
[動ラ五(四)]相手の手厚い配慮・好意などに対して、深く感じいる。恐縮する。やや皮肉をこめていうときにも用いる。「御親切—・ります」「此挨拶には—・って返事が出来なかった」〈漱石・坊っちゃん〉
いた・む【痛む/傷む】
[動マ五(四)] 1 病気や傷などのために、からだに痛みを覚える。痛くなる。「下腹が—・む」「のどがひりひり—・む」 2 心に痛いほどの悲しみや苦しみを感じる。せつなく悩む。「遺族の気持ちを思...
いちごん‐ほうおん【一言芳恩】
ひとこと声をかけてもらったことに恩を感じて、その人に従い仕えること。
いちにち‐せんしゅう【一日千秋】
《「秋」は年の意》1日が非常に長く感じられること。待ちこがれる気持ちが著しく強いこと。一日三秋。いちじつせんしゅう。「—の思い」
いち‐み【一味】
[名](スル) 1 同じ目的をもって寄り集まった仲間。同志。また、そのような仲間に加わること。現代では、主に悪事を企てる場合に用いる。「—に加わる」「陰謀に—する」「盗賊—」 2 一つの味。また...
いっこく‐せんしゅう【一刻千秋】
わずかな時間が非常に長く感じられること。待ちこがれる気持ちにいう。一日千秋。「—の思いで待って居る」〈独歩・泣き笑い〉
いったい‐かん【一体感】
一つにまとまったと感じること。グループやその場にいる人々の気持ちや考えが一つにまとまること。「クラスの—が高まる」「観客との間に—が生まれる」
いっ‐ぷう【一風】
1 一つの流儀・様式。「—を成す」 2 (副詞的に用いる)他のものと、どこか違ったところが見られること。他のものに感じられない一種のおもむき。「—変わっている」 3 掛け軸の表装で、一文字(いち...