ポケット‐がた【ポケット型】
ポケットに入るくらいの小さな型。懐中型。「—のカメラ」
まめえもん【豆右衛門】
江島其磧作「魂胆色遊懐男(こんたんいろあそびふところおとこ)」の主人公。芥子(けし)人形ほどの小男で、他人の懐に入って、魂の中に入り込み、好色の数々を経験する人物。のち他の浮世草子などにも登場す...
まめ‐でんきゅう【豆電球】
非常に小型の電球。懐中電灯などに用いる。
みす‐がみ【御簾紙/三栖紙/美栖紙】
奈良県吉野から産する和紙。コウゾを原料とする上質の薄様紙で、懐紙・表具用紙などとする。みす。
みつ‐どうぐ【三つ道具】
三つ一組になった道具。 1 江戸時代、罪人を捕らえるのに用いた、突棒(つくぼう)・刺股(さすまた)・袖搦(そでがらみ)。 2 拘禁に用いる、手かせ・足かせ・首かせ。 3 懐中道具の、きり・小刀・...
み‐わたし【見渡し】
1 見渡すこと。遠く見渡せる所。また、見渡せる範囲。みはらし。「—のいい所」「—がきかない」 2 連歌・俳諧で、一の折の裏と二の折の表のように、懐紙をひろげて見渡せる範囲。
むげんざいのおんやどり【無原罪の御宿り】
《原題、(スペイン)La Inmaculada Concepción》エル=グレコの絵画。カンバスに油彩。縦348センチ、横174.5センチ。キリストを宿すマリアの頭上に聖霊を象徴するハトと楽...
むさぼり‐つ・く
[動カ四]「むしゃぶりつく」に同じ。「三つ鉄輪(がなわ)で読んで見よ、と懐中へ—・く」〈浄・卯月の紅葉〉
むそう‐がわ【無双側/夢想側】
懐中時計などで、両面に同じ作りのふたがあるもの。
めし‐つぎ【飯つぎ】
1 飯櫃(めしびつ)。おはち。 2 懐石に用いる道具の一。飯を入れる器。