ちゃ‐こく【茶国】
茶屋で働く女。求めに応じて身を売ることもあった。遊女を傾国といったのに擬した語。茶立て女。「枝は木槲(もっこく)我が身は—、うるさき里の勤めぞと」〈浄・生玉心中〉
ちゃちゃ‐と
[副]ある事がすばやく行われるさま。さっと。「憂き事はいく度も我心に—帰るものなり」〈正徹物語・下〉
ちゅう
[連語]《格助詞「と」に動詞「い(言)う」の付いた「という」の音変化。上代語》…という。「楽浪(ささなみ)の連庫(なみくら)山に雲居れば雨そ降る—帰り来(こ)我が背」〈万・一一七〇〉
ちゅうおう【中央】
千葉市の区名。市の中心部と蘇我(そが)、浜野などを含む。
ちゅうおうがくいん‐だいがく【中央学院大学】
千葉県我孫子(あびこ)市にある私立大学。昭和41年(1966)の開学。平成18年(2006)に大学院を設置した。
ちゅう‐さく【籌策】
1 はかりごと。計略。策略。籌算。「されば—を帷帳(ゐちゃう)の内に廻らし」〈曽我・二〉 2 仲裁。仲介。「糟谷こそ二条殿の女房たちを恋ひ申し、将軍の御—にてありけるが」〈伽・三人法師〉
ちゅう‐しん【中心】
1 まんなか。中央。「町の—に公民館がある」「地域の—」 2 物事の集中する場所。また、最も重要な位置にある物や人。また、その位置。「—となって組織をとりしきる」「政治経済の—をなす」 3 心の...
ちゅう‐なん【中男】
1 2番目のむすこ。次男。「一の衣をば、我が—なる汝が弟に与へよ」〈今昔・二〇・三三〉 2 養老令で、17歳以上20歳以下の男子。大宝令では少丁(しょうてい)という。
ちょう‐ぎんがだん【超銀河団】
複数の銀河団や銀河群が網目状に連なった銀河の大集団。典型的な銀河団の10倍以上の質量をもち、1億光年以上の大きさで広がる。宇宙空間における銀河の分布には宇宙の大規模構造と呼ばれる巨大な泡状の構造...
ちょう‐しょう【朝章】
朝廷のおきて。「安禄山が—をみだりし悪行も」〈曽我・二〉