じゃく‐ら【雀羅】
スズメなどの小鳥を捕らえる網。とりあみ。→門前雀羅を張る
す‐だて【簀立て】
1 海中に簀を立てておき、干潮時に逃げおくれた魚を捕らえる漁法。また、その仕掛け。 2 円筒形の底のない竹かご。味噌や醤油の諸味(もろみ)の中に立てて、こされて中に入った汁を取る。
す‐びき【簀引き】
鯔(いな)を捕らえる漁法の一。竹簀を水上に浮かべておき、鯔を追って、その上におどり上がったのを捕らえる。
す‐まき【簀巻(き)】
1 簀で物を巻き包むこと。また、そのもの。 2 江戸時代の私刑の一。からだを簀で包み、水中に投げ込むもの。すのこまき。 3 湖や沼の浅い所に簀垣を設け、魚を捕らえる装置。
そく‐ばく【束縛】
[名](スル) 1 まとめてしばること。しばり捕らえること。「一たび癖習を成せば、鉄鎖を以て—するよりも強し」〈中村訳・西国立志編〉 2 制限を加えて行動の自由を奪うこと。「自由を—する」
そで‐がらみ【袖搦み】
江戸時代、罪人などを捕らえるのに用いた三つ道具の一。長い柄の先にたくさんの鉄のとげをつけ、犯人の袖などに絡ませて引き倒した。錑(もじり)。狼牙棒(ろうげぼう)。→刺股(さすまた) →突棒(つくぼう)
たい【逮】
[常用漢字] [音]タイ(漢) 1 及ぶ。「逮夜」 2 相手に手が届く。捕らえる。「逮捕」
たか‐なわ【高縄】
鳥を捕らえるために、縄に黐(もち)をつけて高く張っておくもの。
たきいれ‐あみ【焚き入れ網】
かがり火をたいて魚をおびき寄せて捕らえる網。
たちばい【太刀奪】
狂言。太郎冠者が通行人の太刀を奪おうとして逆に主人の小刀を取られ、主人は待ち伏せてその男を捕らえるが、太郎冠者の失敗で逃がしてしまう。たちうばい。