けれども
[接]《接続助詞「けれども」から》前に述べた事柄と相反する内容を導く語。だが。しかし。「彼は頑固だ。—、話はわかる人間だ」
こころ‐ながら【心ながら】
[連語]《「ながら」は接続助詞》 1 自分の心でありながら。「おのが—、心にまかせぬ事なれば」〈宇津保・嵯峨院〉 2 その心のままで。その心のとおり。「ありし世の—に恋ひ返し言はばやそれに今まで...
ことなら‐ば
[連語]《副詞「こと」+断定の助動詞「なり」の未然形+接続助詞「ば」。「ごとならば」とも》同じことならば。できることなら。「—咲かずやはあらぬ桜花見る我さへにしづ心なし」〈古今・春下〉
こと‐も‐あろう‐に【事も有ろうに】
[連語]《名詞「こと」+係助詞「も」+動詞「あり」の未然形+推量の助動詞「う」の連体形+接続助詞「に」》とった行動が非常に好ましくないことを表す。ほかにも適当なやり方があるだろうに。よりによって...
このん‐で【好んで】
[副]《動詞「このむ」の連用形に接続助詞「て」がついた「このみて」の音変化》好きで。自分から進んで。「—死地に赴く」
こんな
[形動] 1 話し手、または、そのそばにいる人が当面している事態や、現に置かれている状況がこのようであるさま。このような。「世の中に—ひどい事があっていいのか」「—に親切にしてもらったのは初めて...
ごう‐ぶん【合文】
山田孝雄の文法論で、文を構造上から分類したものの一。複文の一つで、上の句が接続助詞を伴って条件となり下の句が帰結となる文。「水清ければ、魚すまず」の類。
ご‐らん【御覧】
「見ること」の尊敬語。「—のとおりです」
「御覧なさい」の略。 1 「御覧なさい1」に同じ。「—、あの山を」 2 (動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、補助動詞的に用いる)「御覧...
ごらん‐なさい【御覧なさい】
《「ごらんなさる」の命令形》 1 「見なさい」の尊敬語・丁寧語。「お手本を、よく—」 2 自分の予想が当たったときに得意になってその結果をさし示す語。「—、私の忠告したとおりになったでしょう」 ...
さいし‐て【際して】
[連語]《動詞「さい(際)する」の連用形+接続助詞「て」》ある行為、事態にあたって。…の折に。「ご注文に—のご注意」→際する