あわせ‐て【合(わ)せて/併せて】
[連語] 1 (副詞的に用いて)総計して。全部で。「参加者は—五〇〇名」 2 (接続詞的に用いて)その上さらに。同時に。「新年のおよろこびを申し上げ、—皆様の御健康をお祈りいたします」
い‐の
[終助]《終助詞「い」+終助詞「の」から。近世語》体言、動詞・助動詞の命令形、感動詞、接続詞、助詞に付く。感動・呼びかけの意を表す。…ねえ。「先度の文にも言ふ通り、竜田の藤がこと—」〈浄・淀鯉〉
おき‐じ【置(き)字】
1 漢文を訓読するとき、原文にはあるが、慣習的に読まない文字。助字の「焉(えん)」「矣(い)」「乎(こ)」などの類。 2 手紙文で用いる副詞・接続詞などの文字。「凡(およそ)」「抑(そもそも)」...
および【及び】
[接]《漢文訓読で接続詞に使う「及」の字を「および」と読んだところから》複数の事物・事柄を並列して挙げたり、別の事物・事柄を付け加えて言ったりするのに用いる語。と。ならびに。また。そして。「生...
かざししょう【挿頭抄】
江戸中期の語学書。3巻。富士谷成章(ふじたになりあきら)著。明和4年(1767)成立。文首・語頭にあって付属的に下へ係っていく、連用・連体修飾語、代名詞・感動詞・接続詞、接頭語などを挿頭(かざし...
かと‐いって【かと言って】
[連語]あることを言ったあとで、そのことから予想される反対の事柄、または付加的な事柄を打ち消す場合に接続詞的に用いる。そうかといって。そうだからといって。「嫌っているようすはないが、—好意を抱い...
かんけい‐だいめいし【関係代名詞】
ヨーロッパ諸語などの文法で、接続詞と代名詞の機能をもつ代名詞。英語のwho, that ドイツ語のder, welcher フランス語のquiなど。
かんわ‐きゅうだい【閑話休題】
文章で、余談をやめて、話を本題に戻すときに、接続詞的に用いる語。それはさておき。あだしごとはさておき。
がん‐らい【元来】
[副] 1 最初からそういう状態・性質であることを表す。もともと。「この時計は—父の物だ」「—は好き嫌いがない」 2 (接続詞的に用いて)物事を説き起こしたり、疑問を呈したりするときに、文頭に付...
きのう‐ご【機能語】
《function word》米国の言語学者C=C=フリーズ(Fries(1887〜1967))の用語。語彙(ごい)的意味をほとんど担わず、主に統語的関係を示す非自立語。前置詞・接続詞・助動詞・...