吊る／釣る（つる）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

意味
例文
慣用句
画像

つ・る【^×吊る／釣る】
の解説

［動ラ五（四）］

１（「攣る」とも書く）引っ張られた状態になって一方へ寄る。つれる。
1. ㋐筋肉が急に収縮し、痛くて動かせなくなる。ひきつる。「筋が—・る」
2. ㋑物の一方の端が引っ張られたように上へ上がる。つりあがる。「目の—・った人」
3. ㋒引かれて縮む。「縫い目が—・る」

２
1. ㋐（釣る）魚を釣り針にひっかけてとる。また、それに似たやり方で虫などをとらえる。「カツオを—・る」「トンボを—・る」
2. ㋑（釣る）気を引くようなことをちらつかせて、こちらの思うとおりに相手を動かす。巧みに相手を誘う。「甘い言葉で—・る」「広告で客を—・る」
3. ㋒物の上部を固定して垂れ下げる。上からぶらさげる。また、物の両端を固定して空中にかけ渡す。「棚を—・る」「蚊帳 (かや) を—・る」「橋を—・る」
4. ㋓（吊る）首をくくる。縊死 (いし) する。「首を—・る」
5. ㋔（吊る）相撲で、両手を相手のまわしにかけて高く持ち上げる。

[可能]つれる

［動ラ下二］「つ（吊）れる」の文語形。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

吊るのカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

［生活］の言葉

［スポーツ］の言葉

吊るの前後の言葉

吊るの例文(30)

出典：青空文庫

･･･やかし、眉を高く額へ吊るし上げて、こう返事をした。「だって嫌なお･･･著:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ訳:森鴎外「罪人」
･･･、真中に一尾の大魚を釣るして来た。魚頭を鈎縄で、尾はほとんど地摺･･･泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」
･･･、軒に山駕籠と干菜を釣るし、土間の竈で、割木の火を焚く、侘しそう･･･泉鏡花「眉かくしの霊」

もっと調べる

新着ワード

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。