つくも‐じま【九十九島】
長崎県、島原半島の東海岸に散在する小島群。寛政4年(1792)の火山活動に伴う眉山(まゆやま)の崩壊による土石流によって生じ、現在は海食などによって消失、20ほどが残る。→島原大変肥後迷惑
つぐみ【鶫】
1 ヒタキ科ツグミ属に分類される鳥。全長約24センチくらい。上面は暗褐色で不規則な模様があり、腹は白色に黒斑が散在し、淡色の眉斑(びはん)がある。シベリアで繁殖、秋に大群で日本に渡来し越冬。以前...
つち‐がえる【土蛙】
アカガエル科のカエル。体長約4〜6センチ。背面は暗褐色で線状やいぼ状の突起があり、腹面は灰色で斑紋が散在。4〜6月ごろ産卵、おたまじゃくしのまま越冬し、翌年成体となる。本州以南に分布。いぼがえる...
ツバル【Tuvalu】
南太平洋上の島国。首都はフナフチ。赤道と日付変更線の近くに散在する九つの環礁からなる。英国から1978年に独立し、英連邦加盟国。住民はポリネシア系。人口1.1万(2021)。旧称エリス諸島。
つまぐろ‐ひょうもん【褄黒豹紋】
タテハチョウ科のチョウ。雄雌ともに橙黄(とうこう)褐色の地に黒紋が散在し、雌は前翅(まえばね)の外縁が黒い。アフリカからアジアの温熱帯地域に広く分布。日本では沖縄から近畿にかけてみられたが、近年...
てん‐ざい【点在】
[名](スル)あちこちに散らばって存在すること。散在。「山麓に人家が—する」
てんとう‐むし【瓢虫/天道虫/紅娘】
1 甲虫目テントウムシ科の昆虫の総称。体長7ミリくらい、半球状で足は短い。幼虫は体が長く、体表に針状の毛が散在する。アブラムシやカイガラムシ、植物の病菌を食べるもののほか、農作物の害虫となるもの...
ディー‐アイ‐シー【DIC】
《disseminated intravascular coagulation》播種(はんしゅ)性血管内凝固症候群。血管内の種々の部位に散在的に血液凝固が多発する症候群。
とのさま‐ばった【殿様蝗虫】
バッタの一種。全長5〜7センチ。色はふつう緑色で、翅(はね)に黒褐色の斑紋が散在。多数発生すると黒褐色に変化し、飛蝗(ひこう)となることがある。乾いた草地にみられ、イネ科植物のほか種々の植物を食...
とび‐とび【飛び飛び】
[形動][文][ナリ] 1 物が散在しているさま。「民家が—にしかない」 2 連続しないで間があくさま。「ページが—になっている」