へい‐くかん【閉区間】
数学で、両端を含む区間。すなわち、不等式a≦x≦bを満足させる実数xの集合。記号[a,b]で表す。⇔開区間。
へいほうのしょ【平方の書】
《(イタリア)Liber quadratorum》中世イタリアの数学者、フィボナッチ(ピサのレオナルド)の著作。1225年刊。平方数の本。
ヘロン‐の‐こうしき【ヘロンの公式】
三角形の面積Sを3辺の長さa・b・cから求める公式。3辺の和の半分をsとすると、S2=s(s−a)(s−b)(s−c)で与えられる。古代ギリシャの数学者・技術者ヘロン(Heron)によるが、ニュ...
へん【辺】
1 漠然と、それに近い場所や位置。あたり。付近。「その—を散歩する」 2 漠然とした事柄。「その—の事情はわからない」 3 およその程度。くらい。「その—で勘弁しろ」 4 はて。限り。「一望、—...
へん【辺〔邊〕】
[音]ヘン(呉)(漢) [訓]あたり べ へ ほとり [学習漢字]4年 〈ヘン〉 1 中央から隔たった所。国境。果て。「辺境・辺塞(へんさい)・辺地/広大無辺」 2 ある物を中心としてその付近...
へん‐かん【変換】
[名](スル) 1 入れ変わること。また、変えること。「交流を直流に—する」「仮名を漢字に—する」 2 数学で、点を他の点に移したり、式を他の式に変えたり、座標を取り替えたりすること。
へん‐すう【変数】
1 数学で、数量を一つの文字で表すとき、一定の範囲にわたって任意の値をとり得る文字。x・y・zを用いることが多い。⇔定数。 2 《variable》コンピューターのプログラムで、数値や文字列など...
べき‐とうせい【冪等性】
数学で、ある演算などの操作をしたとき、1回行っても複数回行っても結果が同じであること。また、コンピューターサイエンスの分野で、コンピューターシステムなどに、ある操作や要求や命令をしたとき、1回で...
べっ‐かい【別解】
別の解答。別の解釈。「数学の問題の—」「俳句の—」
ペアノ‐の‐こうり【ペアノの公理】
イタリアの数学者ペアノが考案した自然数の公理系。五つの公理からなり、自然数のすべての性質が導かれる。また数学的帰納法も含まれる。