やわら・ぐ【和らぐ】
[動ガ五(四)] 1 程度のはなはだしかったものがおだやかな状態になる。しずまる。「暑さが—・ぐ」「痛みが—・ぐ」 2 堅苦しさやとげとげしさがなくなる。なごやかになる。「態度が—・ぐ」「表情...
ゆが・む【歪む】
[動マ五(四)] 1 物の形が、ねじれたりたわんだりして正しくなくなる。ひずむ。「障子が—・む」「痛みに顔が—・む」 2 心や行いなどが正しくなくなる。「—・んだ根性」 3 言葉がなまる。「声...
ゆき‐あわ・す【行(き)合(わ)す】
[動サ五(四)]「行き合わせる」に同じ。「食堂で上司と—・す」 [動サ下二]「ゆきあわせる」の文語形。
ゆき‐ちが・う【行(き)違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 道筋や時間が異なるなどして、互いに相手と出会わないでしまう。いきちがう。「どこで—・ったのか、彼に会えなかった」 2 すれちがって互いに違う方向へ行く。いきちがう。「偶...
ゆさ‐ぶ・る【揺さ振る】
[動ラ五(四)] 1 ゆさゆさとゆり動かす。ゆすぶる。「—・って目覚めさせる」 2 意図的に何かを仕掛けて動揺させる。また、強く感動する。「汚職問題で政府を—・る」「その一言で心が—・られる」...
ゆ・ず【茹づ】
[動ダ下二]「ゆでる」の文語形。
ゆだ・ぬ【委ぬ】
[動ナ下二]「ゆだねる」の文語形。
ゆ・る【揺る】
[動ラ五(四)] 1 揺り動かす。ふるい動かす。ゆすぶる。「背広の肩を抑えて、前後に—・りながら」〈漱石・それから〉 2 (「淘る」「汰る」とも書く)水の中などで、ふるい動かして選び分ける。「...
ゆる・む【緩む/弛む】
[動マ五(四)] 1 ぴんと張ったものがたるむ。締めぐあいが弱くなる。ゆるくなる。「ねじが—・む」「ひもが—・む」 2 緊張がほぐれる。油断する。「気が—・む」 3 厳しかった状態・程度がゆる...
ゆわ・う【結はふ】
[動ハ四]《動詞「ゆう」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」から》しばる。むすぶ。ゆう。「鉄の鎖を以て酒の君を—・ひて」〈仁徳紀〉 [動ハ下二]「ゆわえる」の文語形。