ちく‐ひょう【竹豹/筑豹】
ヒョウの毛皮の、斑紋の大きなもの。「—ぞ、—ぞ、と言ひて、豹のまねをつくさん」〈宇治拾遺・五〉
ちょうちょう‐うお【蝶蝶魚】
1 チョウチョウウオ科の海水魚。全長約20センチ。体形は円形に近く、側扁が著しい。体色は黄褐色で、うろこの列に沿って褐色の縦縞があり、目を横切る黒と白色の横帯がある。本州中部以南の暖海に分布。 ...
チーター【cheetah】
《「チータ」とも》ネコ科の哺乳類。大きさや斑紋はヒョウに似るが、牙(きば)やつめの威力は劣る。地上の動物では最も速く走り、瞬間時速110キロにも達する。アフリカ、インドの一部に分布する。国際保護動物。
つがる‐ぬり【津軽塗】
弘前市を中心に産する漆器。中塗りの上に、漆に卵白やゼラチンなどをまぜ、へらや刷毛(はけ)を用いて文様を表す絞漆(しぼうるし)法で凹凸を作ったあと、各種の色漆を塗り重ね、独特の砥石(といし)で雲形...
つち‐がえる【土蛙】
アカガエル科のカエル。体長約4〜6センチ。背面は暗褐色で線状やいぼ状の突起があり、腹面は灰色で斑紋が散在。4〜6月ごろ産卵、おたまじゃくしのまま越冬し、翌年成体となる。本州以南に分布。いぼがえる...
つの‐がえる【角蛙】
無尾目レプトダクチルス科の両生類。体長10〜15センチ。頭と口が大きく、上まぶたが角状の突起となり、体は緑・黒・褐色の斑紋がある。ブラジル北部の密林にすみ、地中に体半分を埋め、カエルやネズミなど...
とっくり‐ばち【徳利蜂】
ドロバチ科の昆虫。中形のハチで、体は黒色に黄色の斑紋があり、腹部はとっくり状にくびれている。小枝などに泥で壺形の巣を作って産卵し、シャクトリムシなどを狩り集めて運び入れ、幼虫のえさにする。
とのさま‐がえる【殿様蛙】
アカガエル科のカエル。体長5〜9センチ。背面は緑色ないし褐色で黒色斑紋があり、背の中央を黄色の線が走る。腹面は白または淡黄色。5〜8月に水田や池に寒天質の大きな卵塊を産む。金線蛙(きんせんがえる)。
とのさま‐ばった【殿様蝗虫】
バッタの一種。全長5〜7センチ。色はふつう緑色で、翅(はね)に黒褐色の斑紋が散在。多数発生すると黒褐色に変化し、飛蝗(ひこう)となることがある。乾いた草地にみられ、イネ科植物のほか種々の植物を食...
ともえ‐がも【巴鴨】
カモ科の鳥。全長約40センチ。雄の顔に緑色と黄色の巴形の斑紋がある。東シベリアで繁殖、日本では冬鳥。あじがも。あじ。