こう‐めい【講明】
[名](スル)研究して物事の意義や本質をあきらかにすること。「外国との交際を—しないでは協(かな)わない」〈藤村・夜明け前〉
こう‐めい【高明】
[名・形動] 1 地位が高く勢力があること。富貴なこと。また、そのさま。 2 学識に優れていること。また、そのさま。「—の諸君子」〈中村正直・明六雑誌三〇〉
こうよう‐はくめい【航用薄明】
⇒航海薄明
こく‐めい【克明】
[名・形動] 1 細かいところまで念を入れて手落ちのないこと。また、そのさま。丹念。「—な記録」 2 まじめで正直なこと。また、そのさま。実直。「姉は世間でいう義理を—に守り過ぎる女であった」〈...
このえ‐せいめい【近衛声明】
昭和13年(1938)日中戦争処理に関し、第一次近衛文麿内閣が発した一連の対中国政策の声明。1月、国民政府との交渉打ち切りを告げ(第一次)、11月これを緩和修正(第二次)、12月には善隣友好・共...
こやま‐まさあき【小山正明】
[1934〜 ]プロ野球選手。兵庫の生まれ。昭和28年(1953)テスト生として阪神入団。同37年13完封を含む27勝をあげ、優勝に貢献。沢村賞を受賞。通算320勝。
こん‐みょう【今明】
今日と明日。きょうあす。今明日。「この日頃、都遷(うつ)りあるべしときこえしかども、忽ちに—の程とは思はざりつるに」〈平家・五〉
こんめい【昆明】
中国雲南省の省都。標高1900メートルの雲貴高原にあり、気候は温暖で、景勝地も多い。ベトナム・ミャンマーなどへの交通の要地。クンミン。人口、行政区304万(2000)。
ご‐みょう【五明】
古代インドで用いられた学問の分類法。仏教では、仏教徒の学ぶ内(ない)と、世俗一般の外(げ)とに分ける。内の五明は、声明(しょうみょう)(文法・文学)・工巧明(くぎょうみょう)(工芸・技術・暦数)...
ご‐めい【五明】
《中国古代舜帝が作ったという「五明扇」の略》扇の異称。「持参の扇を見ては…、—はかたじけなや、と礼あるを」〈咄・醒睡笑・三〉