クックフォン‐こくりつこうえん【クックフォン国立公園】
《Cuc Phuong National Park》ベトナム北部、ニンビン省にある国立公園。首都ハノイの南西約90キロメートル、アンナン山脈北麓に位置する。1962年に同国で初めて国立公園に指定...
靴(くつ)新(あたら)しと雖(いえど)も首(くび)に加(くわ)えず
《「史記」儒林伝から》上下・貴賤の区別はきちんと守られなければならないというたとえ。
クバ‐こくりつこうえん【クバ国立公園】
《Kubah National Park》マレーシア、ボルネオ島北西部、サラワク州にある国立公園。クチンの北西約30キロメートルに位置する。セラピ山を囲む熱帯雨林に川が蛇行して流れ、多種多様なヤ...
くまの【熊野】
和歌山県の東牟婁(ひがしむろ)・西牟婁両郡および三重県の南牟婁・北牟婁両郡一帯の称。森林が多く、製材業が盛ん。古来、熊野三山信仰の地。 三重県南部の市。熊野灘に面する。中心の木本(きのもと)...
くま‐わらび【熊蕨】
オシダ科の常緑性のシダ。山地の林下に自生。葉柄には赤褐色の鱗片(りんぺん)が密生。葉は長さ約50センチで羽状に切れ込む。鱗片を熊の毛になぞらえたところからの名。
くもきり‐そう【雲切草】
ラン科の多年草。山地の林内に生え、高さ15〜20センチ。葉は楕円形で2枚が向き合ってつく。夏、淡緑色または暗紫色の花を10個くらい総状につける。
くも‐ざる【蜘蛛猿】
クモザル科の哺乳類。樹上で暮らす。親指が退化し、指は4本。尾で枝にぶら下がり、四肢を動かしている姿がクモのように見える。中南米の森林にすむ。
くもにまごううえののはつはな【天衣紛上野初花】
歌舞伎狂言。世話物。7幕。河竹黙阿弥作。明治14年(1881)東京新富座初演。2世松林伯円(しょうりんはくえん)の講談「天保六花撰(てんぽうろっかせん)」の脚色で、河内山宗俊(こうちやまそうしゅ...
くも‐の‐なみ【雲の波】
1 重なっている雲を波にたとえていう語。「天(あめ)の海に—立ち月の舟星の林に漕ぎ隠る見ゆ」〈万・一〇六八〉 2 立ち重なっている波を雲にたとえていう語。「—煙の波の立ちへだて相見んことのかたく...
くも‐の‐はやし【雲の林】
[連語]群がっている雲を林に見立てていう語。「風わたる—の山桜花の所ぞ雪と降りぬる」〈続千載・春下〉 京都市北区紫野にあった雲林院(うりんいん)のこと。