いん‐せい【隠棲/隠栖】
[名](スル)俗世間を逃れて静かに住むこと。また、その住まい。「山奥に—する」「政界を引退して故郷に—する」
がん‐せい【巌棲/巌栖】
岩窟(がんくつ)に住むこと。また、山奥に隠遁(いんとん)すること。
きゅう‐せい【旧栖/旧棲】
昔住んでいた家。「—をかへりみて」〈曽我・二〉
きょう‐せい【共生/共棲】
[名](スル) 1 共に同じ所で生活すること。 2 異種の生物が、相互に作用し合う状態で生活すること。相利共生と片利共生があり、寄生も含めることがある。
ぐん‐せい【群棲】
[名](スル)同一種類の動物が、集団をつくって生活すること。「—するシマウマ」 [補説]書名別項。→群棲
ぐんせい【群棲】
黒井千次の長編小説。都会から少し離れた住宅地に住む4家庭の、それぞれの閉塞感を描く。昭和59年(1984)刊行。同年、第20回谷崎潤一郎賞受賞。
さん‐せい【山棲】
人里離れた山中に住むこと。隠遁(いんとん)すること。山居。
すい‐せい【水生/水棲】
[名](スル)動植物が水中に生息すること。⇔陸生。
せい【棲】
[人名用漢字] [音]セイ(漢) [訓]すむ 1 ねぐらに宿る。動物や人がすむ。「棲息/隠棲・山棲・水棲・同棲・幽棲・陸棲・両棲類」 2 安らかに暮らす。「棲遅」 [補説]「生」を代用字とするこ...
どう‐せい【同棲】
[名](スル)一緒に住むこと。特に、正式に結婚しないまま同じ家で一緒に暮らすこと。「入籍せずに—する」