きぎょう‐たんぽけん【企業担保権】
株式会社が発行する社債について、その会社の総財産を一体として担保の目的とする物権。昭和33年(1958)施行の企業担保法によって創設。
き‐けん【棄権】
[名](スル)権利をすてて使わないこと。特に、投票または議決の権利を行使しないこと。「選挙を—する」「競技を途中で—する」
きけん‐さいけん【危険債権】
金融機関が金融再生法に基づいて分類・開示する債権の区分の一つ。経営破綻の状態には至っていないが、財政状態・経営成績が悪化し、契約に従った元本の回収や利息の受け取りができない可能性が高い融資先に対...
きそく‐せいていけん【規則制定権】
国会の両議院や最高裁判所が、憲法に定められている範囲の事項に関する規則を制定することができる権限。 [補説]最高裁判所の規則制定権は憲法第77条、国会の議院規則制定権は憲法58条に規定。
きたい‐けん【期待権】
一定の事実が発生すれば一定の法律的利益を享受しうるという期待を内容とする権利。
きとく‐けん【既得権】
一たび獲得した権利。法的根拠に基づき、すでに獲得している権利。
きほんてき‐じんけん【基本的人権】
人間が人間として当然もっている基本的な権利。近代初頭では、国家権力によっても制限されえない思想の自由・信教の自由などの自由権を意味したが、20世紀になって、自由権を現実に保障するための参政権を、...
きゅうさい‐けん【救済権】
既存の権利が侵害されたとき、その救済を求める権利。損害賠償請求権・返還請求権など。
きゅうしょう‐けん【求償権】
他人の債務を弁済した者が、その他人に対して返還の請求をする権利。連帯債務者や保証人が債務を弁済したときなどに生じる。
きょういく‐けん【教育権】
教育に関して公に認められた権利。国民、とりわけ子供の教育を受ける権利と、教育を実施する者が教育の内容・方法を決定する権利に分けられるが、後者については、その担い手が親・教師・国のいずれであるか、...