どじ
[名・形動]《歴史的仮名遣いは、通常「どぢ」とするが、語源不明》間の抜けた失敗をすること。また、そのさま。へま。「—なまねをする」「—な奴」
どじょう【泥鰌/鰌】
コイ目ドジョウ科の淡水魚。小川や田などにすみ、冬は泥に潜る。全長約20センチにもなり、体は細長い筒形で尾部は側扁し、背側は緑褐色、腹側は淡黄褐色で、口ひげは五対。うろこは細かく、厚い粘液層で覆わ...
は
1 五十音図ハ行の第1音。咽頭の無声摩擦子音[h]と母音[a]とから成る音節。[ha] 2 平仮名「は」は「波」の草体から。片仮名「ハ」は「八」の全画から。 [補説](1) 「は」は、古くは両唇...
はず・む【弾む/勢む】
[動マ五(四)] 1 ㋐弾力のある物が何かに当たって、反動の力で逆方向に勢いよくはねかえる。はねあがる。「このボールはよく—・む」 ㋑勢いに乗って調子づく。活気を帯びる。「—・んだ声で話をする」...
はつおんてき‐かなづかい【発音的仮名遣い】
「かな」の表音性を重視し、ある時代の音韻・発音と表音文字であるかなとの対応をめざす仮名遣い。歴史的仮名遣いに対していう。表音仮名遣い。
はら‐いせ【腹癒せ】
《「腹を居させる」の意か。その際の歴史的仮名遣いは「はらゐせ」》怒りや恨みを他の方に向けてまぎらせ、気を晴らすこと。
はり‐ぼうじょう【張りぼうじょう】
《「ぼうじょう」の語源・歴史的仮名遣いは未詳》古着を仕立てなおすこと。はりぼうじょ。「所まだらに色さめし、—の肌着には」〈浄・今川本領〉
ひょうおんしき‐かなづかい【表音式仮名遣い】
語を仮名で表記する場合、仮名を現代の発音に対応させた仮名遣い。現代仮名遣いはそれに基づく。例えば「蝶々」は、歴史的仮名遣いでは「てふてふ」、現代仮名遣いでは「ちょうちょう」。
ひょうま‐づ・く
[動カ四]小馬鹿にしておどける。ちゃかす。「諫言申すがお気に入らぬか、—・いたる御詞」〈浄・千匹犬〉 [補説]歴史的仮名遣いは未詳。「ひゃうまづく」または「へうまづく」か。
ふ
1 五十音図ハ行の第3音。両唇の無声摩擦子音[Φ]と母音[u]との結合した音節。[Φu] 2 平仮名「ふ」は「不」の草体から。片仮名「フ」は「不」の初2画から。 [補説](1) 「ふ」は、奈良時...