せっきょくてき‐あんらくし【積極的安楽死】
安楽死の一つ。本人の自発的な意思により、致死量の薬物の投与を受けるなどして、病苦などを避けて死に至ること。日本では、処置を行った医師らは殺人罪の対象となりうるが、1)耐え難い苦痛がある、2)死期...
せま・る【迫る/逼る】
[動ラ五(四)] 1 圧倒するような勢いで近づいてくる。押し寄せる。また、せり出している。「噴出した溶岩が人家に—・る」「激しく敵陣に—・る」「鬼気が身に—・る」「山が背後に—・っている地勢」 ...
桑楡(そうゆ)且(まさ)に迫(せま)らんとす
《「旧唐書」太宗本紀から》死期が迫っている。→桑楡
大食(たいしょく)は命(いのち)の取(と)り越(こ)し
大食いは死期をはやめるということ。大食短命。
たよ‐たよ
[副] 1 力が弱ってたよりないさま。よわよわしいさま。「知死期(ちしご)は不思議のいい目を見せて、—として火鉢に凭(よ)った」〈鏡花・湯島詣〉 2 しなやかなさま。なよなよ。「綺羅の袂を弄びな...
時(とき)を待(ま)・つ
1 時機を待つ。好機が来るのを待つ。「—・って旗上げする」 2 死期を待つ。「あさましう沈ませ給ひて、ただ—・つばかりの御有様なり」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉
なか‐なおり【仲直り/中直り】
[名](スル) 1 仲が悪くなっていた人達が、もとのように仲よくなること。和解。和睦(わぼく)。「弟と—する」 2 (中直り)死期が近づいたとき、病状が一時的に小康状態になること。
はや・める【早める/速める】
[動マ下一][文]はや・む[マ下二] 1 (早める)時期・時刻をはやくする。「出荷を—・める」「死期を—・める」 2 (速める)速度をはやくする。「足を—・める」
日(ひ)西山(せいざん)に薄(せま)る
《李密「陳情表」から。太陽が西の山に沈もうとしている意》年老いて死期が迫っているたとえ。
ホスピス【hospice】
末期癌(がん)患者など死期の近い病人を対象に、延命処置を行わず、身体的苦痛を和らげ、精神的援助をして生を全うできるように医療を行う施設。1967年ロンドン郊外にできたものに始まるが、中世ヨーロッ...