出典:gooニュース
広島の原爆死没者34万人分の名簿に「風通し」 慰霊碑の石室初公開
広島市中区の平和記念公園で22日、原爆死没者名簿を外気にさらし、湿気を取り除く「風通し」があった。原爆投下時刻の午前8時15分、市職員たちは黙とうし、129冊の名簿を白い布の上に並べて1枚ずつめくって傷みがないかを確認した。被爆80年の今年は、名簿を納めている原爆慰霊碑の石室内部が初めて報道陣に公開された。
平和公園で原爆死没者名簿の「風通し」 広島
被爆から80年の夏を前に、広島市の平和公園で原爆死没者名簿の湿気を取り除く「風通し」が行われました。原爆が投下された午前8時15分。広島市の職員が黙とうを捧げ作業が始まりました。慰霊碑に納められている128冊の名簿には、広島で被爆し、去年の夏までに亡くなったことが確認された34万4306人の名前が記されています。
原爆死没者名簿の風通し 広島
梅雨入りを前に平和公園の原爆慰霊碑に納められている死没者名簿に、風を通す作業が行われました。 午前8時15分に黙祷を捧げてから始まったのは、原爆慰霊碑に納められている死没者名簿の風通し作業です。 名簿には広島で被爆した34万4306人の名前などが記されていて、市の職員が129冊すべてを取り出し、傷みがないかなど一冊一冊丁寧に確認していました。
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