とう‐さま【父様】
《「ととさま」の音変化》父を敬い親しんで呼ぶ語。⇔母親(かあさま)。
とし‐ご【年子】
同じ母親から生まれた一つ違いの子供。
とび‐つ・く【飛(び)付く/跳(び)付く】
[動カ五(四)] 1 勢いよく身をおどらせてとりつく。飛びかかる。「子供が母親に—・く」「柳に—・く蛙」 2 興味をもったものなどに、軽率に手を出す。「もうけ話に—・く」「流行に—・く」
とら‐けん【虎拳】
拳の一。近松門左衛門の「国性爺合戦」により、腰をかがめて杖(つえ)をつく姿を母親、こぶしを振り上げてにらむ姿を和藤内、這(は)って出る姿を虎とし、母親は和藤内に、和藤内は虎に、虎は母親に勝つとす...
に【似】
[語素]体言の下に付いて、そのものに似ているさまを表す。「母親—」「他人の空—」
にぎり‐し・める【握り締める】
[動マ下一][文]にぎりし・む[マ下二]力を入れて固く握る。しっかりと握って離さないようにする。「母親の手を—・める」「小遣いを—・めておもちゃを買いに行く」
にゅうじ‐かっけ【乳児脚気】
母親が脚気で母乳中のビタミンB1が欠乏し、その母乳を飲む乳児に起こる脚気。
にんげんばんじさいおうがひのえうま【人間万事塞翁が丙午】
青島幸男の小説。東京日本橋の仕出し弁当屋を舞台にした作品。主人公ハナは著者の母親がモデル。昭和56年(1981)刊行。同年、第85回直木賞受賞。昭和57年(1982)テレビドラマ化。
にんじん
《原題、(フランス)Poil de Carotte》ルナールの長編小説。1894年刊。のちに一幕ものの戯曲に改作。「にんじん」とよばれる赤毛でそばかす顔の少年が、冷たい母親や兄姉との家庭生活で味...
はしこ・い【捷い/敏捷い】
[形][文]はしこ・し[ク]機転がきき、動作が敏捷である。すばしこい。はしっこい。「私の叔母でも、母親でも、強健(つよ)い—・い気象です」〈藤村・旧主人〉 [派生]はしこさ[名]