ふく‐へんしゅ【副変種】
雲の基本的な形状として10種に分類した雲級を、さらに部分的な特徴や付随する雲で分類したもの。世界気象機関(WMO)が刊行した雲の分類についての資料集「国際雲図帳」において、九つの副変種が定められ...
ふけん‐しゅうかんてんきよほう【府県週間天気予報】
気象庁が発表する週間天気予報の一つ。向こう1週間(発表日の翌日から7日先まで)の、各府県における1日ごとの天気・最高気温・最低気温・降水確率・予報の信頼度と、その期間の降水量と気温の平年値をまと...
ふじた‐スケール【藤田スケール】
竜巻による被害の規模の尺度。建物の損壊や木々の損傷の状態により、被害が軽微なものから甚大なものになるにしたがい、F0からF6まで7等級で表される。1971年、シカゴ大学の藤田哲也が提唱。Fスケー...
ふじわら‐の‐こうか【藤原の効果】
1000キロメートル内に二つ以上の台風または熱帯低気圧が存在するとき、相互に干渉して複雑な動きを示す現象。一方が他方に取り込まれる、回転する、追いかける、並行移動するなどの六つの振る舞いに分類さ...
ふれんぞく‐せん【不連続線】
大気中で、気温・湿度・風向などの気象要素が異なる不連続面が地表面と交わる線。前線は、その一種。
ふれんぞく‐めん【不連続面】
気温・湿度・風向などの気象要素が異なる、二つの空気塊の境界面。
ふんかけいかい‐レベル【噴火警戒レベル】
気象庁が発表する気象統計情報の一つで、火山活動の状況を示す指標。周辺住民や登山者に向けて、危険が及ぶ範囲や必要な防災対策に応じて、レベル1(活火山であることに留意)・レベル2(火口周辺規制)・レ...
ふんか‐けいほう【噴火警報】
火山の噴火による災害を軽減するために、気象庁が全国110の活火山を対象として発表する警報。大きな噴石・火砕流・融雪型火山泥流など生命に危険を及ぼす火山現象の発生や、危険が及ぶ範囲の拡大が予想され...
ふんか‐そくほう【噴火速報】
登山者や火山周辺の住民に噴火の発生を迅速に知らせる情報。気象庁が常時観測火山を対象に提供。テレビ・ラジオ・携帯端末などで受信できる。
ふん‐せき【噴石】
火山が爆発的な噴火を起こすときに火口から噴出する火山弾や山体を構成する岩石の破片の総称。 [補説]気象庁では、風の影響を受けず弾道を描いて飛散するものを「大きな噴石」、それより小さく風に流されて...